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宇都宮を後にして、会津若松へ。降りしきる雪の中、駅から白虎隊自刃の地、飯盛山へ。世界に類を見ない奇妙な建築物『さざえ堂』参拝のあと、鶴ヶ城へ。 ボランティアガイドさんを借り切って、楽しく歴史談義をしながら城内一周したあと、今回の一番の目的地『七日町商店街』へ。 この商店街は、幹線道路に面してアーケードも完備されたメイン商店街に直行する約1200mの直線商店街です。 メイン商店街が、例によってシャッター街となり、長崎屋が撤退、地元の名門『中合百貨店』も青息吐息の中、一定の活気を確保している商店街です。 大正モダンや江戸情緒豊かな建物が点在し、それを町中で維持管理しており、店舗もユニークな店が多く、コンテンツが見事に揃っている恵まれた街です。 歴史的景観保存のための補助金も出るようで、新築建物もそれなりの体裁を整えています。白木漆器商店・セイロンティーガーデン・鶴乃江酒造・渋川旅館など、数多くの貴重な建物に圧倒されます。 ところが、ここまで条件が揃ってるのに活性化というのは、ほど遠いらしく、中には撤退している店もありました。 一つ気になるのは、「回遊性がない」ということです。素晴らしい店が多いのですが、こっちを見てからあっちに渡ろうとすると、間に比較的交通量の多い道があり、散策を楽しむことが難しいのです。いっそのこと、通行止めにするか、一方通行にしたらと脇道を探したのですが、残念ながら他に車が利用できそうな道がありません。 商店街の活性化ということを、来場者を増やすということと考えるなら、回遊性は絶対条件だと思います。原宿・渋谷・新宿・中華街・三年坂・名古屋の地下街、いずれも回遊性があります。 コンセプトの統一性・魅力あるコンテンツ・回遊性。三拍子揃っている商店街というのは、なかなかありませんね。おしい!頑張って七日町商店街。 みなさんも是非一度訪れてください。はっきり言って、よい街です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年02月20日 09時41分22秒
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