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会津若松市の翌日は、米沢市へ。会津若松から米沢までは、直線距離を車で行けば1時間あまりだそうですが、これも新政府に反抗した名残だそうで、直線の鉄道を引かせてもらえず、いちいち郡山市までもどって乗換えて行かないといけません。100年を超える前の恨みは恐ろしい! どか雪の中、米沢市上杉博物館へ到着。なんじゃ、この豪華な建物は!総工費80億円と言われる豪華な建物は、人口9万1000人の町には、異様に写ります。 ここを訪れる目的は幻の『洛中洛外図』を見ることでしたが、やはり幻だけあって、本物は倉庫の中で、イミテーションしか見られませんでした。がっかり。 ということで、しかたなく企画展示『上杉家の古文書』を見ておりましたら、見ていくうちに、目の前にある古文書はとんでもないシロモロばかりということに気づきました。 なんと、足利尊氏や豊臣秀吉などの直筆の手紙がづらり。よく見たら、全部「国宝」ばかりではないですか。とんでもないものを目にしてしまった!!! 上杉家に保存されていた古文書ですが、全部で2800点あまりが国宝に指定されたそうです。解説を読んでいると、当時の武将の生活が目の当たりにできる、生き生きとした文章ばかりです。 いやぁ、これじゃ建物が80億円になるのもうなずける? みなさん、ここは絶対見ておいた方が良いですよ。こんな貴重な資料を近くに持っている米沢市民がうらやましい。 思わず時間を忘れて見とれてしまいましたが、出た後は、米沢ラーメンと米沢牛が一度に食べられる店で両方を食べました。満足満足。
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最終更新日
2008年02月22日 13時53分49秒
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