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洞爺湖サミットに向けて、一億総エコ体制に入ってきましたね。日本テレビ系ではとうとう『関じゃに∞』まで動員して、エコ関係の特別番組を制作するようです。 環境問題やエコに関心を示すことは大変良いことですが、前にも書いたと思いますが、中部大学教授武田邦夫氏の言葉を借りれば、「真のエコは、今の生活レベルを落とすことでしか解決しない。」ことを理解しておく必要があります。 そして、そのレベルは昭和30年代あたりまで遡る可能性があります。(今朝のズームインでは、実際昭和30年代頃の生活を実践している女性漫画家の家庭を取り上げていました) サミット目当ての一過性の政策でなく、真剣な環境問題への取り組みと少子高齢化社会への対応を進めれば、自然に成長型経済から定常型社会へ移行することが予想されます。(『定住型社会~新しい「豊かさ」の構想』広井良典著・岩波新書刊・700円+税) これが、私が社会のコペルニクス的転回が起こるのではと言っていることです。 マスコミ総動員で、エコキャンペーンをすればするほど、日本の社会の変化が速度アップすることになります。そうなると不動産や金融資産の運用や保険だけでなく、多くの制度が変化を余儀なくされます。 そんな時代が、すぐそこに来ています。変化への対応をしっかり考えておかないと結構しんどいことになりそうな気がします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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