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明日は『CRE(企業不動産)戦略セミナー』で一日缶詰ですので、きょう書いておきます。(明日は講師じゃなくて受講生だよ) 今週は相続の相談が4件。いずれも2億円超の地主さんばかり。最近、私が話しているのは「20世紀型相続税対策から21世紀型へ」ということですが、この4件とも20世紀型対策をしておられる方々ですので、何ともお気の毒。 簡単に言えば、借金をして賃貸マンションを建てて相続税評価額を低減して、相続税の支払いを逃れるという典型的な方法です。 詳しい内容を書くことはできませんが、例えば・・・ 1.こんなの保険を絡ませて提案すれば、1億円も借金しなくてもよかった。 2.冷静に計算してみたら、マンションなんかやるより駐車場にしていた方がよかった。 3.借金することに意識が行き過ぎて、賃貸マンション経営のキャッシュフローが成り立っていない。 4.相続税対策で建てたけど、借金がなくなった今、ご自身はまだ65歳。死ぬにはまだ早過ぎる!相続対策の意味がなかった。 結局、ハウスメーカーや銀行がしっかり設けているだけで、当の本人はその素材を提供して何の対策にもなっていないという人ばかりです。 20世紀型相続税対策は、節税を中心に据えたお任せ主義。これからは、そんなことやってると大変なことになりますよ! 大変なことになっているから、弊社なんかに相談にいらっしゃるんでしょうけど。業者の後始末はおもしろくないですね。もっと前向きな仕事がしたいよ~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年07月24日 18時24分24秒
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