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金融のバックアップがなくなることで、この9月以降一棟売り物件の価格が大きく下がると予想しましたが、残念ながら思ったほど下がっておりません。 確かに表面利回り10%以上の物件がたくさん見られるようになって来ましたが、どこかに難点がある物件に限られており、普通の物件では、まだまだ10%を超えることは出来ません。 これは9月決算危機を前にして、金融庁の「企業の実態に応じた融資をすること」という「主要行等向け監督方針」が発表されたことを受けて、これ以上の大型倒産を避けるために各金融機関が動いたことによると考えられます。 実際、弊社に集まってくる物件で「何でも良いから買い付けを入れてくれ!」と言っていた物件が、急に強気に出て「ファイナンスが解決したので。」と値引き交渉に応じなくなっているのです。 今の金融市場は、そういう恣意的な動きに翻弄されてますから、本来あるべき姿ではありません。一棟売り物件の大半は、実力以上の価格で売り出されていると考えられますので、ここはしびれを切らさず、じっと待ちましょう。 一体いつまで待てばいいの? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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