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アパート経営について問い合わせをいただいた方を訪問していますが、この金融危機で法人の借り上げ社宅が不要になって、大量の空室が出た方の相談が多いのです。 いまのところの共通点は、 1.賃貸マンションの一部を自宅にしている。(収益を産まない部分が多い。それに自宅部分は賃貸部分と比較して、やたらと豪華なのです。) 2.借り入れ額が建築費100%で金利は変動金利なので、先日の短期プライムレート上昇で返済額が増加したところに空室が重なり苦しくなっている。 3.空室に対して何も手を打っていない。(管理業者にお任せ経営) そもそも賃貸マンション経営で、自宅を手に入れた上、生活費も稼ごうというのは無理があります。 ましてや建築費全額の融資を受け、変動金利型ローンともなれば、リスクヘッジを何もしていないと同じことです。 こういう方々は、口を揃えたように「業者に任せて借り入れた。」とおっしゃいますが、決して有利な条件で借り入れているわけではありません。 通常、建築費全額を借り入れたら、投資額の2~3%しか手元に残らないのがアパート経営です。1億円の建物なら200~300万円しか残りません。 ここに自宅を組み込めば、その分手取りが少なくなりますし、金利が上がればなおさらです。 自宅が欲しいし、生活費もある程度手にしたいという人に、このような企画の賃貸マンションを建てさせる業者も業者です。(業者だから、しようがないか) 土地活用に当たっては、業者さんだけでなく、必ず土地活用に強いFPに相談してから契約しましょう!という定期的なFPの宣伝でした。
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最終更新日
2008年11月29日 14時23分04秒
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