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ここのところアパートの空室が増えて経営が苦しくなったオーナー様の相談が増えています。 私が最初から関与したアパートなら、こうなるまで放置しなかったと思えるような物件ばかりです。そもそも最初の計画書からして、遅かれ早かれこうなるわねぇという内容のものが多いので、起死回生の対策はありません。 そして、ご相談者に共通することは、「みなさん、まったく経営をしていない。」ということです。 そのアパートの損益分岐点はいくらかとか、部屋ごとの回転率はどの位か、内装費は適正かどうかなど、まったくご存じなく、すべて管理会社と募集会社にお任せで、自分は入金通帳を見ているだけという方がほとんどです。 ひどいケースでは、入出金帳簿もないというものもあります。 こういう事業を勧めた業者にも責任はありますが、基本は経営者であるオーナー様の責任です。 お願いですから、最低限の経営指標だけは毎月チェックしていただくよう、帳簿のようなものを作っていただきたいと思います。 企業で言えば、年度決算は貸借対照表・損益報告書・現金収支表(キャッシュフロー表)があります。これはアパート経営では確定申告書(キャシュフロー表は別に作成しなければなりません)とうことになります。 その他に半期決算、月次決算、週間決算、デイリー決算があるはずです。 さすがにアパート経営でデイリーや週間は必要ないと思いますが、月次決算書程度は揃えないと経営をやっているとは言えないのではでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月08日 14時47分51秒
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