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テーマ:おうちで草木染め(46)
カテゴリ:蒸留器
昨日に続き蒸留器の活用の話題です。
先ず昨日はオリジナル消毒液で必要な「銀ワイヤー」について、 楽天で見つからないとコメントしましたが、見つかりました。 しかも通常は1000円以上するものが657円で売られています。 線径が太い方が良いのですが、このシリーズで16GA(線径 1.29mm)が一番太いです。 長さ25mm、これが2本あれば当面は何度も使用できます(少しづつ溶けますが)。 *コロナ対策だけでなく、これからはノロウイルス対策にも有効です。 ↓↓↓ さて、今日の本題である蒸留器を活用した「赤ワイン染」です。 草木染は以前にも紹介したことあります。そのときはツルムラサキの実を使用しました。 https://plaza.rakuten.co.jp/yoshidaya2020/diary/202004080000/ 一般的に赤ワインも草木染としてよく使用されます。 通常、赤ワインをそのまま使用されるようですがツルムラサキに比べると色が薄いです。 なので私は先ずワインからアルコールを飛ばします(蒸留器で分離させます)。 これによって染付液は、より濃い紫になります。 1.染色液の作製 私が使用するワインは当然ながら高級品は使いません。 サントリーの「美味しいワイン」シリーズ(安いです)です。 このワインは輸入のブドウ濃縮還元果汁を発酵させて、無添加(酸化防止剤なし)でワインをつくっています。サントリーの特許だそうです。 ↓↓↓ アルコールを飛ばして(分離して)、染付液を別の鍋に移します。 これを弱火で少し加熱しながら、この白いハンカチ(薄い生地)を染めます。 ↓↓↓ 5分程度漬け込みました。お箸で取り出します。短時間で染まります。 薄い生地なので、ロウケツやタンパク質(牛乳や豆乳)で絵や文字を書くのは断念しました。 ↓↓↓ 右が染付前、左上がそのまま染めたもの、左下は染付前に牛乳でタンパク質を付けたもの。 仕上げのミョウバンは入れていません。 余計な添加物なければ、残ったワインは調理用、あるいは液肥の原料としても活用できます。 無駄なく活用しましょう。 ↓↓↓ *注:以前にもコメントしましたが、上記と同様の手法で「副産物」としてブランデーが作れたり、エタノールの精製が可能になります。しかしアルコール作りは酒税法、エタノール作りは薬事法、それぞれの法律に抵触する可能性がありますのでご注意をお願いします。 今回使用したワインはこちら、アルコール度14%で高めです。 これは醸造アルコール添加でなくサントリー特許で発酵させているようです。 味も決して悪くないです。むしろこの味を好む方もおられます。 まとめ買いがお得です。*私もまとめて6本購入しました。 ↓↓↓ 同じサントリーのシリーズで「濃い赤」があります。 私は未だ試していませんが、染付としても興味深いです。 もちろんポリフェノールたっぷりなのでワインとして良いでしょう。 ↓↓↓ 今回染付に使ったハンカチと同タイプです。 「手作りマスク」としても使えます。 オリジナルの染付をしても良いです。 ↓↓↓ 草木染で有名な箕輪直子さんお本です。 現在、楽天BOOKで低価格でバーゲン中です。送料無料です。 *私も買いました。わかりやすくてお勧めです。 ↓↓↓ 緊急事態宣言の延長によって、まだまだ家にいる時間が多いと思います。 でも、こうした内容は子供と理科の実験のように学んで楽しむことができます。 皆さんも是非とも、楽しく有意義な「おうち生活」を過ごしてください。 ここもプチっと押してくださいね。 ↓↓↓ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.05.17 06:33:42
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