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《プログラマの「本懐」-アーキテクトという選択-
山本啓二著 ISBN4-8222-8208-2》 「アーキテクトとは?」の問いに答えてくれる一冊。 システム開発に携わっている人ならば、「アーキテクト」という言葉を 聞いたことがあるだろう。ただその仕事内容、役割について正確に 把握してる人は少ないと思う。ITSSが策定されてからその定義は割りと わかりやすくなったが、それでも曖昧な部分は多い。 この本では、アーキテクトがシステム開発の各フェーズにおいて、 どのような役割をもっているか、どのような思考で仕事をしていくかが 仮想ストーリーベースで書かれているため、非常にわかりやすい。 著者が開発に携わってきた人なんだな~と思える言葉がいくつも 書かれている。 例えば、 ・油断していると人買いがやってくる・・・が、油断していようがいまいが 結局逃れるすべなし ・いったんトラブルに陥ったプロジェクトは悪循環に陥り、 すべての希望が失われる など、この業界の人ならば他人事とは思えないことが書かれていて 共感を覚えた。 「モノづくりにずっと携わって行きたいが、 技術だけ追いかけていていいのか?」 と今後のキャリアに不安を持っている方にお勧め。 マインドマップ ITSSについて:ITSSユーザ協会 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 3, 2005 09:51:44 AM
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