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カテゴリ:ビジネス本(自己啓発)
《考える技術 大前研一著 2004年11月》
インターネットを使って情報収集をするのが当たり前になってから 大分経つ。最近ではケータイを使って日々ニュースなどの メール配信を受けている人もいるだろう。 今の世の中、情報は簡単に手に入る。が、本当にその情報は 正しいのだろうか?と考えたことはあるだろうか? TVのニュースで流れていたからとか、2チャンネルで話題に なっているからといった情報収集の仕方では物事の本質を 見抜くことが出来ないし、その時々の時代に流されているだけである。 本書では、Windows95が発表された以降の時代を「新しい世界」と 定義し、この世界で行きぬくために必要な思考法を「大前流」に 提言している。 「新しい世界」では、学校で習うような「答え」のある問題ばかり ではない。そのためには、「非線形思考」を身に付けるべきだ。 では、「非線形思考」とは何か? 簡単に言えば、物事をいろんな角度から自分なりに徹底的に 検証し、自分なりの答えを見つけるプロセスのことである。 「徹底的」、「自分なりの」というのが重要だ。 本書の中には「考えること」の演習問題として以下のようなものが いくつか書かれている。その中の一つは次のようなもの。 「あなたが現在より2階級上のポジションにいたら、 あたたの会社が現在抱えている問題に対してどのような アクションをしますか? また、会社はなぜそれを実行しないのでしょう?」 さて、皆さんの答えは? ☆論理的思考 ☆思考力格差の時代 ☆自分への質問 お薦め度:★★★★★+しつこさ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 21, 2006 05:45:54 PM
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