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カテゴリ:ビジネス本(問題解決)
仕切られる側の会議術
ビジネス社会には、「仕切る人」と「仕切られる人」がいます。 そして、世の中の圧倒的多数は、「仕切られる人」です。 この「仕切られる」側の人が会議で「ヒーロー」に なるには、どう振舞えばよいのか? 本書はこの問いに答えてくれます。 本書の構成は大きく [会議における参加者のタイプ分析] [シチュエーション別振舞い方] に分かれます。 1.会議における参加者のタイプ分析 本書では会議での参加者のタイプを「ギロン戦隊ジューレンジャー」と 称して分類しています。 このタイプ分析は非常に面白く、読んでいて 「こんな人いるな~」と思わず感心してしまいました。 例えば、 「時間のない世界からの使者"ナガインジャー"」 「重箱の隅を宇宙に変える"ツツクンジャー"」 「熱いトークでサムさ炸裂"スベルンジャー"」 など、身近に居そうな人たちをうまくあらわしています。 また、これらの○○ンジャーの撃退方法なども書いてあります。 2.シチュエーション別振舞い方 本書で述べられている会議におけるシチュエーションは 以下の3つです。 1)業務会議 会社での一般的な会議。 上下関係などが合意形成に大きく影響する。 2)社外交流会 自己顕示欲の戦いの場。 合意形成は必要としない 3)グループワーク 公平なステージ。 例えば、研修など。 これらのシチュエーション別にどのような振る舞いを すれば、「頭がいい人」と思われるのか。 仕切れらる側がどのようにすれば、進行に関われるのか。 といったことが書かれています。 本書は、いままでの「会議本」とは一味違った内容で 新鮮でした。 言葉の定義も巧みで、著者の「比喩力」の高さはすごいの 一言に尽きます。 ☆意味の素因数分解 ☆「損」をしない ☆ジューレンジャーに見る会議 お薦め度:★★★★☆+会議でプラスに見せる 書評後記 社会人になってから、今までいろんな会議に 参加してきましたが、「ナガインジャー」はいろんなところに いました。私自身そうならないように気をつけます。 人の時間を奪ってしまうのは、非常に罪なことだと 最近よく感じています。 マップ create by jude-think お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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