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カテゴリ:ビジネス本(自己啓発)
自分を探す時代は終わった
「アイ・カンパニー」とはなんでしょう? 時代の変化と共にビジネスマンは『個人ブランド』を 確立する必要性に迫られてきました。 「アイ・カンパニー」とは個人を一つの企業として捉え、 その経営目標、事業ビジョンなどを明確にするものです。 それらを明確にすることで、自分の向かう道がわかり、 常に選ばれる存在に近づくことが可能になります。 本書では、「アイ・カンパニー」という考え方を 例を交えて説明しています。 ■個人と企業との関係 個人と企業の関係が時代と共に変わり、「終身雇用」の崩壊と 言われてずいぶん経ちます。 これは、個人と企業の関係が「相互拘束関係」から「相互選択関係」へ 変わったということです。 『相互拘束関係』 企業側が終身雇用を約束することにより、個人も 労働生涯その企業で働くという関係 『相互選択関係』 企業側が個人を選び、個人も企業を選ぶ関係 契約制度、プロジェクト主義、実力主義などのもの成り立つ ■個人ブランドの確立 個人と企業との関係が変わったことで、個人に求められるものの 質が高くなりました。 今まで、「その他大勢」の中に紛れていても雇用が約束される わけではなくなったためです。 質を高くするためには、『個人』のブランドを確立する必要があります。 ■自分株式会社という考え 『自分株式会社』とは、個人を一つの企業として捉えます。 そして、以下の視点でこの会社を経営します。 ・やりたいこと ・やれること ・やるべきこと この視点は、スキルの棚卸しや自分の強み・弱みなどが わかりやすくなり、自分を『育てる』材料がわかります。 ■まとめ この考え方は非常に合理的なものだと思います。 私が感じたことは『マイ・カンパニー』はスタンスである、 ということです。 自分の置かれている状況を再認識させてくれ、さらに 今の仕事に対する取り組み方も改めさせてくれます。 このスタンスにバランス・スコア・カードの考え方を 組み合わせることで、より今の自分が判ると思います。 【関連サイト】i-Company ☆個人ブランド ☆キャッチフレーズ ☆筋力 ★★★★★+状況再認識 書評後記 自分の勤めている会社のビジョンがよくわからないという話を よく聞きます。そして、私も言います。 でも、そんなとき「あなたのビジョンは?」と聞かれたらどうでしょう。 私は何も答えれません。 『自分のビジョン』を明確にすることが2007年の命題になりました。 マップ create by jude-think お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 7, 2007 07:33:47 PM
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