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読書による経験価値

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May 8, 2006
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《下流社会
             三浦展著 2005年9月》
下流社会

20世紀は「一億総中流社会」と呼ばれ、日本全体で一握りの
人たちを除けばみんな「ふつう」でした。

最近は、「格差社会」ということがメディアでも多く取り上げられ
ています。正社員になりたくても企業側の受け入れがなく、
厳しい生活をしいられてる人や、自営業者が定年を向かえ
少ない年金で苦労している人など「所得」の格差が目立ちます。

その中で所得の比較だけでない「下流」という新たな階層が
生まれました。「所得」が下流のではなく、「希望」が下流だと
著者は述べています。
『所得は決して高くないが自分らしく生きてるし、
このままでもいいや』
という人は「下流」と定義されます。
「下流」とは意識の問題です。

この本の中の定義によれば私は「真性団塊ジュニア世代」。
この世代はバブルを学生として経験しているため、
消費することに対してストッパーがないらしいです。
親のすねをかじり、買いたいものをかって育ってきているので、
挫折に弱い。それ故、意識が「下」になりやすいとのこと。

個人的には人を「上中下」とランクわけするのは好きではないが、
この本を見ると「なるほど」と思うことがたくさんあります。
「下流」になるメカニズムもわりとわかりやすく書いてありますが、
データに基づいた分析を行いながら定義づけをしているので、
数字の苦手な人には多少読みにくいと思います。

本のはじめに「下流度チェック」があります。
チェックの結果私はなんとかセーフみたいです。

現実を客観視しており、危機感を持たしてくれる一冊です。

☆ 格差社会
☆ 自分らしさを考えなおす

お薦め度:★★★★☆+意識の問題

マインドマップ
今回はなしで。

つぶやき
「ドラゴン桜」という漫画がヒットしています。
ダメな高校生を弁護士である主人公が東大へ合格させる
という漫画です。
これにより、「下流」からの脱出傾向が強まるのでは?と
著者は述べています。
しかし、これから少子化を向かえ、「東大」がいつまで
ステータスになりえるのか?と思います。






Last updated  May 8, 2006 09:09:48 AM
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