5感+α
《マインド・マップ活用術 トニー・ブサン著 2005年4月》この本はタイトルに「マインド・マップ」とついていますが、マインドマップの本ではありません。「コミュニケーション」を鍛えるために、マインドマップをどのように活用すればよいかを紹介している本です。コミュニケーション力が高い人はどういう人でしょう?1.知識が豊富でどんな人と議論しても負かしてしまう人2.初めて接する人でもすぐに仲良くなってしまう人3.話はうまくないけど、どんな話でも真剣に聞いてくれる人3つの中でコミュニケーションに長けている人は2,3の人。1の人はコミュニケーション力は高くないです。本書では「コミュニケーション力」を「話す力」と「聞く力」の掛け合わせと定義しています。どちらに偏っていても他人と正しい(楽しい)意思疎通はできません。例えば、話す力に長けていて、聞く力に乏しい人は「ディベート」を好む傾向があり、相手に「好印象」を残す可能性は低い。本書では、右脳+左脳+五感でコミュニケーションを行うためのポイントを事例を交えて解説しています。途中にコミュニケーション力テストもあり、自分の今の力がわかります。ちなみに、私は26/45で「標準以上」だそうです(ホントかな??)。本書の中で一番印象に残ったのが「空手と合気道の違い」という内容。空手は相手が殴りかかってきたら、それをブロックして殴り返す。しかし、合気道は相手が殴りかかってきても、ほんの少し脇に移動してパンチを避け、バランスを保つ。合気道型コミュニケーションの方がずっと効率がよく、調和が取れている。私もこれを心がけていこう!☆ IQ<EQ☆ 自分を知ろう!☆ 広い観察力お薦め度:★★★★☆+テクニックマインドマップつぶやきコミュニケーションにおいて、私が身につけたいのは、・聞く力・比喩力の2つ。どちらも今の自分には足りない。意識して地道に身につけたい!