MICO'S KITCHEN since 2006

2006/05/16(火)11:34

15日の日記

一部で倒れているんじゃないかとご心配を頂いているようですが、 大丈夫です。なんとか、パソコンに向えるようになりました。 みんなのおかげで、無事にライブを終える事が出来ました。 本当にありがとうございました。来てくれた方々、ひとりひとりに お礼を申し上げます。 前日より例によって片頭痛が出てまして、当日はリハ直前までも わっかを頭にはめられた孫悟空状態にキリキリしててどうなるかと 思いましたが、途中から余りの緊張に頭痛も忘れる程でした。いえ、 単に薬が効いただけなんだと思うけど。 片頭痛って、雨など気候にも左右されるんですが、極度のストレスや 緊張から解放されると出るという事もあり、ライブ終わってから数日の 方が痛みはひどかったです。 って、いきなり健康ネタじゃ、ババくさいですね。ごめんね。 え~、ライブを終えての気持ちを書かないといけないですね。 13日は、遠くから来てくださった方も多々いらっしゃったようで、 本当にありがとうございました。 みんな、とてもいい顔してました。こうして、あの時の仲間(仲間と 呼びましょう)が、また集まって同じ時間を同じ場所で過ごす-その 事が心から嬉しかったです。 復刻盤リリースにあたってのライブ企画で、最初は正直言って人前に 出る事が怖くてしょうがありませんでした。 このまま埋もれていたいという気持ちの方が強かったし。 でも「なんの話題もなきゃリリース出来ないよ」とハヤブサの守屋さん にも言われ、またキャラウェイ・レコードの平澤氏の説得もあり、 d-dayを背負って立つんだと弱腰ながら気持ちを決めました。 実はこのブログも話題作りのためにと周囲に要請されて始めました。 昔人間ですから、日記を公開するなんてとためらいもありましたが、 失われた16年を埋めるために、みんなとの距離を少しでも近づける 事が出来たらと原稿を書くようなつもりで書かせて頂きました。 「日々更新!」とせっつかれてましたので、脅迫観念で書いてたブログ ですが、これからも時々は書いていきますので、たま~に覗いてみて ください。徐々に「お料理ページ」にシフトしていきますので。 タイトルの「MICO’S KITCHEN」のミコですが、小学生の 頃から「日ペンの美子(ミコ)ちゃん」と呼ばれ続けたもので付け ました。 わかる年代の人には、わかるギャグでした。 さて、ステージに上がって一番びっくりしたのは、カメラとビデオが いっせいに私の方を見ていて、マジで焦りました。 写真撮られるのが、ホントに嫌なので「撮影・録画禁止」でお願い してたはずなので、「どうなってるのよ!」とひるみましたよー。 一瞬「やめてください」って、言おうかと思ったんですがみんなの 気持ちをそぐのも嫌だったので、やめました。 それは、前にななきさとえちゃんと話した時に、ななきに「d-dayの コーナーは2ちゃんねるの中の良心だ」と言われ「d-dayのファンの 人は失礼な人がホント少ないよね」って、ほめられた事を思い出した からです。 今の電脳の世の中ですから、きっともうすでにネット上に-歳いった 私のブ-な写真-が流れている事とは思います。 でも、私はみんなの良心を信じますので、もしご自分のブログやら HPに写真を貼付けていらっしゃる方がいらしたら、削除の上 「本人の意向をくんで、写真は割愛させていただきま-す」なんて、 コメント載せてくださったら「あ~、いい人なんだなぁ」って、私も 安心してみんなのページにも遊びに行く事が出来ますので、よろしく お願いします。 この16年、みなさん、それぞれいろいろな事がありましたよね。 順風満帆の方ばかりではなかったと思います。それどころか、つらい 事がいっぱいの人もいたことでしょう。 でも、こうしてまたみんなで会えてホントによかったよね。 ここからカミング・アウトなんですが、私も実は、学生時代に精神を 軽く病んで(当時は心療内科ってなかったのか)しばらく神経科の お世話になり、通院・投薬を続けた時期がありました。 その時、だんだん自分自身の意識と実際の行動や言動にずれがある ような感覚を覚えて「あー、こうやって自分はおかしくなっていく んだろうか」と自覚した瞬間があったんですね。 その時、何かの声が、実際に聴こえたわけじゃなくて、思っただけ なのかもしれないんだけど、「病気になっていくのも自分なら、立ち 直っていくのも自分なんだ」って思ったんです。 病気になる時は何かしらの原因があって、それは周囲の人だったり 環境のせいもあるかもしれない、立ち直るのだって、医者や薬や 周りの人のフォローがあって立ち直れるのかもしれないーでも、 最終的には自分の力を信じる事じゃないかと思います。 私もこの空の下でまた小さな夢を持ちながら、過ごしてゆきます。 80年代の頃は、美里嬢のように声高に「夢をあきらめないで」と 叫べなかった私ですが、今の私はみんなに「心にcrossed fingers- 夢は持ち続けてこそ、価値がある」とささやかなメッセージを 送りたいと思います。 本当にありがとう。いつかまたみんなで会えるといいね。

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