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ブログde散歩 kdyn1973さん
2018.05.17
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カテゴリ:エンタメ
クラシック音楽の魅力を再発見「音の宝石箱」
歴史は意外と浅い? 鍵盤楽器の女王 ピアノ

コンサートやテレビで美しいピアノの演奏を聴いて、
「あんなふうに弾けたら・・・」と思った経験はありませんか? 

子どもの習い事として人気のピアノですが、
大人になって“もう一度”習い始める方も多いのだとか。

クラシックやジャズをはじめ音楽に欠かせないピアノですが、
楽器の歴史から見てみると、実は新参者なのです。

身近な楽器・ピアノの意外と知られていない誕生や発展の歴史、
名器と呼ばれる逸品を見てみましょう。


金融業で成した巨万の富と政治力で
現在のイタリア・フィレンツェを一躍ルネサンス芸術の都にし、
その発展に貢献した一族として名高いメディチ家。

ピアノは、彼らが所有する数多くの楽器を維持・管理していた
バルトロメオ・クリストフォリという技術者の手によって、
18世紀初めに生まれました。

それまで鍵盤楽器の主役といえばチェンバロで、
ツメ状の小さな突起がはじく澄んだ弦の音が魅力でした。

しかしその音は繊細でか弱く、演奏の場が王侯貴族のサロン(小部屋)から
より広い空間へと移っていくなかで、
形を変えることを求められるようになります。

クリストフォリは研究を重ね、弦をはじくのではなく、
ハンマーで打つという仕組みを開発し、楽器に組み込みました。

そして付けられた名前は「ピアノフォルテ」。

ピアノ(小さな音)もフォルテ(大きな音)も出せる、
新しい鍵盤楽器の登場でした。




18世紀以降、一握りの上流階級の楽しみだったクラシック音楽は市民たちの間にも広がり、
この時期、楽器の発展・発達にも目覚ましいものがありました。

なかでも広い音域と豊かな表現力を持つピアノは、
偉大な作曲家たちを魅了すると同時に存在感を増していきます。

「第九」や「運命」などダイナミックな交響曲で知られるベートーヴェンも、
音楽家としての成功はピアニストから始まり、数々のピアノ作品を残しています。

19世紀に入ると、ピアノの持つ優れた音楽性を引き出し“ピアノの詩人”と呼ばれたショパンや、
超人的な演奏でピアノの楽器としての可能性を広げたリストの活躍により、
ピアノはコンサートの花形楽器となっていきます。

フィレンツェで発明された当初は54だった鍵盤の数も現在と同じ88まで増え、
より華麗で感情表現豊かな鍵盤楽器に成長し、
19世紀半ばにほぼ現在の形になりました。



現在、世界には大小合わせると2,000近いピアノメーカーがあると言われています。
なかでも“御三家”と呼ばれているのがスタインウェイ、ベーゼンドルファー、ベヒシュタイン。

いずれも19世紀に創業し、経済恐慌や戦争で幾度も危機に見舞われながらも、
妥協のないピアノ製作の技術を受け継いできました。









Last updated  2018.05.17 15:38:48
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