スーダンに水を
お昼と食べると休む間もなく二度目の水汲みに出かけるのだ。池まで行って戻り、また池まで行って戻る。これだけで歩きずくめの一日が終わってしまう。一年のうち七ヶ月、ナーヤは来る日も来る日もこれを繰り返すのだ。毎日、一日の休みもなしに。 (リンダー・スー・パーク「魔法の泉への道」)日記を書く割合が減ってきた。これは日記なのか? と聞かれると、いいえ、駄文です、と答えてしまうかもしれないが、日課かといえば、そのような気がする。文章すら毎日書けないのに、毎日水を汲みに行くだけで過ごす人がいるなんて、自分は幸せだな、世の中は不幸だな、と思う。南スーダン共和国について、少し詳しくなった。世界を知る、というメッセージに共感した。こうやって、少しずつ、世界を知っていくことは大切。憤りを感じたり、悲しくなったり、そして、とても楽しい。