こころに映るよしなしごと

朝から歩いていたら、まるでlostの黒雲のように暗雲が後から忍び寄ってきて、急に雨が降り出した。目的の図書館まではまだ距離があったので、あきらめて最寄の老人福祉施設に勝手にお邪魔した。

日曜日のためか、広いロビーは暗く、一組の家族が入居している老人と話しているだけだった。

自動販売機で水を買い、中庭の見える場所で、図書館の返却日が来た読みかけの本を読んだ。

雨はなかなか降り止まなかったが、30分もすると、突然、止んでいた。

中庭の木々は、緑に濡れていた。