二酸化炭素
今日、知り合いの箸屋さんから今までに思いつきもしなかった事を聞きました。その箸屋さんは今、林野庁の資料を集めてポスターを作っているらしいんですが、そのデータから取ったという情報。植物が光合成で二酸化炭素を吸収し酸素を放出することはよく知られていますが、人間一人が1年間に排出する二酸化炭素の量と同じだけ、1年間で酸素に変えようとすると、杉の木で言えば23本必要という事は恐らくあまり知る人は居ないでしょう。つまり、全日本国民1億3000万人が1年間で出す二酸化炭素の量を光合成で相殺しようとすると杉の木換算で29億9000万本必要と言うことです。これに発電の時に出た二酸化炭素や自動車の排気ガスの分を入れると必要な杉の本数はもっと増えます。二酸化炭素が増えると地球が温暖化して人が生きにくい環境に地球が変わっていってしまうのはご存知の通りだと思いますが、現在二酸化炭素が増えているという事は森林の吸収量とのバランスが取れていないということです。バランスを出来るだけ取ろうと思えばやることは二つ。なるべく車などでの排気ガスの排出量を減らす事と森林の量を植林などで増やす事。森林を効率的に増やすのには植林が必要ですが、植林するには金がかかる。その金は、年老いて、二酸化炭素の吸収量が落ちた樹木を伐りだして有効活用することで生み出したい。間伐をする事で樹木1本あたりの二酸化炭素の吸収量も上がるとの事ですしね。したがって皆さん!間伐材を使った木工製品、間伐材じゃない木を使った製品をドンドン買いましょう!買ったお金の一部が植林にまわされる事を願って!それが、地球を守ることに繋がるんですから。林野庁のホームページはこちらです。