吉雄の雑記帳・メモ

2018/10/20(土)13:08

欲について【01】

吉雄の考察(34)

何か困ったときにしか楽天ブログを書かなくなった吉雄です。 お久しぶりです。 欲について書こうかと思います。 今回は導入部分の前提でかいておきたい『強欲』について書こうと思う。 『鋼の錬金術師(荒川弘作)』って漫画があるでしょう? 読みましたか? かなり凄い話なので、大人も子供もお姉さんも読むといいです。 登場人物のなかで私の好みの人は、 主人公兄弟の父のヴァン・ホーエンハイムなんですが この漫画のキャラクターでとても考えさせられるのが 「強欲」のグリード。 彼の強欲さ加減は、芯が通っていてすがすがしい。 悪役のホムンクルスとして登場するからには 悪い奴なんですが、『強欲』な為、最後あたりには 良いやつっぽくなるところが、素晴らしい。 ヴァン・ホーエンハイムのキャラと、グリードでも物語が 沢山かけそうなんだけれども、 読む人は少なくなりそう。 そこで、主人公のエルリック兄弟が、読み手を増やすクッションの役割と 子ども視線のなんだか不明なものに関わっていく興味を引き (背徳感もあり) 大人二人の怪しいものがたりを、少年漫画まで引き上げているんだなー なんて、思ったりする。 ちょっとずれましたが、 「強欲」のグリード。 欲のままに人を殺したりするんです。 強欲というと、奪って奪って奪っていきそうなんですが 徹底した強欲というものの塊として生まれてしまったため 強欲が故に、「真の仲間」がほしかったり「理解」がほしかったり 「何かいい形での満足感」なんかが欲しくなっちゃったりする。 そこが、憎めない ホムンクルスなんだけど、かなり人間臭いキャラになっています。 いや、欲があるから人間なんじゃないかな。 みんな強欲なんだきっと。 そして、私も グリードに近いぐらい、かなりの強欲なんだと思う。

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