2010/03/31(水)21:20
ローフード、ナチュラルハイジーンについて
フィット・フォー・ライフ健康長寿には「不滅の原則」があった!
という本を読みました。
けっこう、長いので、読書苦手なかたは、同著のナチュラルダイエットが短くまとめられています。
アメリカでカリスマ的人気を誇る栄養科学のカウンセラーによる究極の健康哲学
世界で1200万部以上が刊行されたロングセラー
永遠の健康とスリムな体を約束する、究極の健康哲学「ナチュラル・ハイジーン」とは?
肥満、ダイエット、解毒(デトックス)、毒血症、酵素、ローフード、牛乳、朝食、果物など、「病気と健康と食べ物」に関するキーワードがすべてこの本に含まれている。
後半では1日3食、4週間分に及ぶ理想のメニューを掲載。さらに果物と野菜を中心とした推奨料理のレシピを公開している。
日本では、1999年に「ライフスタイル革命」という名前で一度出版され、
アメリカでは1985年に出版されベストセラーとなっています。
ナチュラルハイジーンとは
ナチュラルハイジーン体験日記
●ナチュラルハイジーンは冷え症の人はダメ!●
この本は、レビュー多数の方がリバウンドなしで痩せられたように、ダイエットにはいいかもしれませんが、上のブログで言われるように、疑問点が幾つかあります。
ダイアモンド教授によると、「タンパク質」を消化するには酸性の消化液
「でんぷん質」を消化するにはアルカリ性の消化液が必要
よって肉とごはんなどを一緒に食べると酸性とアルカリ性の消化液が胃の中で混ざって中和してしまい、食べ物がなかなか消化されずに腐ったりして腹痛を起す
効率よく消化して栄養を吸収するには、一回の食事でタンパクならタンパク、でんぷんならでんぷんを混ぜないで食べたほうがいい
という事が書かれていました。
>ダイアモンド教授によると、「タンパク質」を消化するには酸性の消化液
>「でんぷん質」を消化するにはアルカリ性の消化液が必要
ここまではなんとか理解できますが、それでもおかしい点があります。
「酸性の消化液」は胃における消化のことだと思いますが、正確には胃では「塩酸(胃酸)」と「タンパク質分解酵素」がそれぞれ分泌されています。
酸は非特異的に食物を溶かし、タンパク質分解酵素はタンパク質を分解します。
胃の中で「アルカリ性の消化液」が出るというのは著者の妄想です。
「アルカリ性の消化液」というのはおもに膵臓から分泌される消化液が胆汁と混ざって十二指腸に分泌されたものを指すと思われます。
膵臓の消化液は「でんぷん質」の消化酵素を含んでいて、たしかにでんぷんを消化しますが、これ以外にもタンパク質分解酵素や脂質分解酵素を含んでいます。
つまり3大栄養素すべて、ここで消化できるんです。
という返答が、ヤフー知恵袋にあります。
有機ミネラル、無機ミネラルについて。
ミネラルとは地中の「無機ミネラル」から直接来るものだけである、とあまりに多くの人々が考えているようです。
ですから私は、人間の身体にとって重要なミネラルとは有機状態に変化したミネラルであるという事実を強調しておかなければなりません。
土中の無機ミネラルを吸収できるのは植物だけです。
植物は光合成のプロセスにより、水中の無機ミネラルを、人間でも吸収できる有機ミネラルに変化させます。
ミネラルのサプリメントを購入する場合は、それが直接地中からでなく、植物その他の有機的な資源から採取されたものであることを確かめてください。
人間は、排泄する分以上の無機ミネラルを消化できません。
人体にとって必須であるミネラルはフルーツや野菜の中にしかなく、これらは細胞の再生やその他の食物成分および物質の吸収や利用に欠かせないものです。
これらは頭髪も含めてすべての人体組織に存在します。
なのでミネラルウォーターをむやみに飲んでも、ミネラル補給にはならない
純水や超軟水をすすめるっていう説もあれば↓
水について
水に関する本当のこと
子どもの「免疫力」を高める方法で知った、寄生虫博士藤田紘一郎氏の、
寄生虫博士の「不老」の免疫学では、
ヒマラヤ山麓のフンザ族や南米のビルカバンバなど長寿族は硬度の高い水を毎日飲んでいる。
(フンザ族に関しては、フィットフォーライフや、前回紹介した「乳がんと牛乳」などにも出てきて、ガンのヒトがいないという事で、研究されてます。)
雪解け水は、生理活性を高め、水は生きているという話が書かれています。
また、アメリカのバニック博士によれば、フンザの人々が長寿命をまっとうしている理由の一つは、彼らが雪解け水や、生の果実・野菜に含まれている水分、つまり天然の蒸留水を、たっぷりと摂取していることにありました。
博士はさらなる考察を重ね、老化の過程を抑える働きを中心にして、蒸留水のすばらしさを一冊の『選択肢は明らかです』という小冊子にまとめました。(未邦訳)
この冊子は現在知られざるベストセラーとなっており、23刷で計132万部出版されています。
老化をもたらす原因は一体何でしょうか。
バニック博士によれば、それはミネラルを過剰に含む水、すなわち”硬水“だというのです。
老化現象について私たちは、知らず知らずのうちにあたりまえのものとして捉えてしまっています。が、じつははっきりとした原因があって「それは硬水を飲んでいるためである」というのが博士の主張です。
参考資料 「The Choice Is Clear」の英文全文が掲載されているページ
http://www.waterdistillersaustralia.com.au/waterchoiceisclear.htm
選択は明らかです。 The Choice is Clear:未邦訳
著者:アレン・E・バニック博士
いろんな説がありすぎて、迷ってしまいます。
↓こんな本を参考にすればいいかもしれません。
ミネラルウォーターの処方箋
水の健康学
ナチュラルハイジーンの、野菜や果物から生きた水分やミネラルを摂取するというのは参考になりました、
あと、果物は空腹時、食事の30分前に摂るのが効果的というのは、
病気にならない生き方
こちらで有名な新谷先生も、病気にならない7つの掟などでも言われていますが、
この方、やや科学的論拠にかけるところがあり、嘘とホントが混ざっているように思いますので、
全体的には、あくまで参考程度に。
牛乳に関しては、前回の日記で紹介した、「乳がんと牛乳」を読まれるのが解りやすいと思います。
ローフード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ローフード(英語:raw food)とは、加工されていない生の食材(多くは有機栽培)を用いた食品、あるいは食材を極力生で摂取する食生活(ローフーディズム)のことである。リビングフードとも呼ばれる。全食事の60-100%がローフードであれば、ローフーディズムの実践者であると考えられる。ローフーディズムは植物性食品のみを食べるローヴィーガニズムと混同されることが多いが、ローフードの実践者の中には、生であれば、動物の肉や、その他の動物性食品を食べる者もいる。
食物が持つ、加熱によって失われがちな酵素やビタミン、ミネラルなどを効率よく摂取することを目的とする。 ただし、酵素が破壊されないとされている摂氏48度以下でならば加熱してもかまわない。ローフードの支持者は、加熱しない食物を多く摂取することで、ダイエットや病気の予防、治療効果があると信じている。医学専門家の研究では、ローフード食は健康的だという報告もある一方、 身体にさまざまな問題を起こすという研究結果もある。
ローフーディズムは、1900年代から欧米で提唱されてきた食生活であり、近年では、アメリカ西海岸や、イギリス、ドイツ、オーストラリアなどを中心に人気があり、大都市ではローフード専門のレストランが開店し、芸能人の実践者も多い。
無添加・無農薬ナチュラルダイエットバー 1枚
究極はベジタリアンの中でもビーガンか!?
ベジタリアニズム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
私は、今のところ、魚や魚介、卵は食べていて、たまにお肉や牛乳も飲むので、全然ベジタリアンではありませんが、
新幹線に乗れない―農薬被曝列島
を読んだときも、酪農業界の裏側を知り、とてもじゃないけど、かわいそうで食べられなくなったのですが、だんだん忘れていってました。
でも、乳がんと牛乳を読んでからは積極的に食べたいとは思いません。
甲田式から南雲式まであらゆる健康法が網羅されてるサイト