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ハウシュヴィッツ収容所からこんにちは

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YOSHI_10

YOSHI_10

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2003.06.05
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カテゴリ:カテゴリ未分類
 ひきこもりが治るとは何か。社会が、人が怖くて、疲れてしまってひきこもったわけだから、社会は怖い所じゃない、十分自分も生きていける所なのだと、思うことが一つの目安だろうか。
 
 それが治ったと考えるならば、そのためには今一体何をやらなければならないのか。家族関係が悪いのが一つの原因とか考える前に、一人でも何かに打ち込むことが大事なんじゃないか。いや一人だからこそ打ち込める時間が持てる。一人になってこそ自分が自分だけのものになるとダヴィンチも言っていたと思う。自分で考える力がついたのなら、親との関係をいつまでも考えても、なかなか解決に繋がらない。

 もしまったく出かけられないひきこもりにとって、家が安心できる場になってしまったら、一体どこで戦うというのか。けれども自分の力で生きていけない以上、心底安心はできないだろうけど。
 そもそも社会は戦うだけの所ではなくて、働く仲間とは、力をあわせてやっていかないとうまくない。それこそ今は競争が激しいから、仲間とうまくやっていかなければ、仲間もろとも生きていけなくなってしまうかもしれない。

 社会に復帰する上でやらなければならないことは、仲間との関係を良くできる能力と、社会に必要とされる何かを身につけなければならない。ここでいう仲間とは共通の目的も持った者達で、こういう人たちとうまくやっていくには、仕事をあきらめないでやり続ける姿勢が必要だと思う。最低限仕事がうまくいかなければ、なかなか良い関係を築くのは大変だろう。

 このことから、なかなか一人ではどうにもならない人間関係よりも、まず一人で何か社会に求められるようなものを提供できる力を、ストイックに追い求めることが大事なんじゃないかと思った。それこそ寝食を忘れてそれを追及することが。それは簡単ではないけれど。

 けれどもこれは何か目的のある仕事がしたいという人の場合で、別にやりたくもない仕事だけれども、仕事が終われば、好きな人と好きな時間を送れれば良いという人もいると思う。そういう人にとっては、ストイックな追求より家族関係や人間関係のほうが重要かもしれない。

 
今日テレビ、アンビリバボーでやってたクラッシュの話は久しぶりに感動した。やっぱり絶望の淵からの生還の話は良い。





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Last updated  2003.06.06 02:46:06


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