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カテゴリ:自然農法の虫たち
鎌や鍬の切れが悪くなると、何故か身体の切れも悪くなる。 そして、逆に心は切れやすくなり、やる気度は低下してくる。 いまの筆者が、まさにそんな状態だ。 だから、鎌を新調した。値段300円弱。 おおっ! 新しい鎌を手にしただけで、やる気度が300ポイント弱UPした気がするゾ! (以下すべて 15/7/22撮影 どこかの国の旗みたいです) 分かりやすくて、安上がりの、お気持ちだこと!
やる気度がUPしたところで、我が自然農法畑の「第1ほ場」へ向かう。 実は、筆者の農業師匠である従兄から、 数日前、収穫寸前のトウモロコシがハクビシンに荒らされたと 気になる話を聞いたからだ。
トウモロコシ6株を植えている「実証ほ場」に着くと、 唖然! 言葉が出ず、すぐに、軽トラックにハサミを取りに戻る。 ハクビシンの食害対策のために張ったネットに、「(116)ハクビシン対策・参照」 「実証ほ場」の中で羽化したカブトムシが絡まって、息も絶え絶えになっていたのだ。 (こんな状態のカブトムシが、7匹もいました) そう言えば、この「実証ほ場」は、トウモロコシの苗を植えたときに 高い密度で、カブトムシの幼虫が出てきた場所だった。「(85)性懲りもなく・参照」
我が自然農法畑は、極力、生き物との共存を図っていくのが原則だ。 ネットよりも、カブトムシの命のほうが大事だ。 急ぎ、カブトムシが絡まっている部分のネットをハサミで切り、救命救急活動を行う。 しかし、7匹中、3匹はすでに絶命、1匹も力無く脚を動かす状態だ。 (写真下の下のカブトムシは、絶命状態でした) 助かった3匹は、恩人である筆者から離れがたいのか??? 足下にまとわりついて、なかなか飛んでいかない。 よし、明日からは、朝晩、見回りに来て、救命活動を続けることにしよう。
あれっ? しかし、7匹はすべて「角(かく)」のあるオスのカブトムシだった。 たまたま、メスがいなかっただけなのか? それとも、メスは「角」が無い分、ネットに絡まることなく、無事にくぐり抜けていったのか? 筆者としては、後者だと思いたい。
そう言えば、夏目漱石も書いている。 智に働けば角が立つ。(略) 兎角に人の世は住みにくい。「草枕」 あれ、これ「角」があると、人の世は住みにくいという意味じゃなかったの?
そして、来年もここに、卵を産みに来てもらいたい。 なぜならば、カブトムシなどの甲虫の幼虫は、 ひょっとすると、ミミズなどと同様に、土作りに貢献してくれているのでは……と 考えるようになってきたからである。 カブトムシの糞などで土作りされた「実証ほ場」のトウモロコシは、 「第2ほ場」のトウモロコシと違って、「(135)やる気度、支持率並み・参照」 トウモロコシの実となる立派な「雌穂(しずい・めしべ)」が生えてきている。 (2番目の雌穂は取り除くと「栽培メモ」にありますが、「実証ほ場」ではどこまで育つのか、観察するつもりです) あとは、ハクビシンとの攻防だけが最後の関門である。
なお、この後、第2ほ場に向かうが、そのときの様子は、明日のブログにでも……。
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Last updated
2015.07.22 16:11:32
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