2017/04/20(木)06:12
(363) 自然農法の経済学
きょうも肌寒い一日。
だから、暖かくて居心地のよいビニールハウスでの作業が中心となる。
……となると、当然、作業内容は苗づくり。
まずは、種を播くための育苗土をつくる。
神社境内から頂戴した「杉っ葉」腐葉土を、篩(ふるい)に掛ける作業だ。
腐葉土の入った篩を持って、腕を左右に振るだけの……
1時間以上の単純作業。
……………
その間、筆者は、一体、何を考えているの?
……………
……なんてことは、全然考えていない。
無心、無我の境地……というか、何も考えていないことが多い。
鼻歌が出ることはあるけれど……。
これまでの5年間……、
自然農法を実践してきての金銭損得で言えば、損……。
でも……、
ストレス、ほぼゼロ……、メタボの懸念無し……。
この5年間、風邪ひき無し……(ただし、熱中症は一度あり)
もし、これを金銭に換算できたら……。
しかし、甘ったれていてはいけない。
小作6反歩(60a)の水呑み百姓とはいえ、
作物販売収入を上げなきゃ、プロの農家とは言えない。
だから……、きょうも種を播いた。
無心・無我の境地で、苗作りに熱中したので……、
お昼になったのに気づかなかった。
コンビニに、弁当を買いに行こう……。
軽トラックで出かけようとしたら……
あれっ、タイヤが泥濘(ぬかるみ)にはまってスリップ……?!
そうだった……。
我が愛車は、これまでの4年間……
冬用のスタッドレス・タイヤを履きっぱなしだったのだが……、
今回の車検の際、夏用タイヤに履き替えていた……。
だから、スリップ……ってか?
しかし……! 車検はきのう終わったばかりなのに……
なんで4WDが動かないの!?
やっぱり頼りになるのは……、筆者の農業師匠である従兄だ。
農繁期に入り忙しいはずなのに、すぐに駆けつけてくれた。
このブログの場を借りて、改めて、お師匠様に感謝を申し上げたい。