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以下のことをどれだけの人が認識しているのだろう? というか、こんな堅い話、読む人すくないだろーけど。 財産のある人、金融商品を売買している人やそれに興味のある人にはとってもやくだつかも。 対処法もあるので。 まず、要点だけ書くと、 金融的最悪なシナリオで、しかもありそうなのは(AIGが救われなかったら以下のことが必ず起こっていたでしょう) ★サブプライム問題(導火線) ↓ ★CDS連鎖爆発(核爆弾) ↓ ★日経平均をはじめ主要取引所の証券が大暴落(日経平均6000円台はつける) ↓ ★ドル大暴落 (80円~70円台はへっちゃらでつける)(仕上げ) ↓ ★世界の覇権の移譲(アメリカから中国へ)は加速する。 ↓ ★世界はしばらく不況へ。。(放射能汚染のように爆発後も後遺症はつづく) 前回に会計基準の変更で損失がわかりにくくなってしまうということを書きましたが、 それ以前に、 CDSという金融商品が各金融機関の損失をわかりにくくしています。 CDSをわかりやすくいうと、WIKIより、 ◆◆貼付開始 ベア・スターンズ、フレディマック、ファニーメイ、リーマン・ブラザーズ、AIG破綻の後、「核のボタンに匹敵する」と言われているのがCDSである。 世界的投資家ウォーレン・バフェットは、CDSの事を「時限爆弾 time bomb」「金融大量破壊兵器 financial weapons of mass destruction」と呼んで、 自社バークシャー・ハサウェイによる投資を禁止したと語ったことがある(後に実際には投資中であることが明らかになった。2014年までの債務があるという)。 ◆◆貼付終了 アメリカ政府が、リーマンを救わずAIGを救ったのは、 リーマンはCDSの保有額が大きくないが、 米国最大の保険会社で世界中に展開する(130カ国、7400万件)AIGはCDSに積極的に投資し(想定元本4410億$)、 もしAIGが破綻した場合影響は世界中に及ぶと考えられたからである。 結局CDSをたくさんやっていたか否かなのである。 わかりやすく整理すると、 サブブライムが火元で、去年あたりから導火線がバチバチゆってて、 今月10月にやっと、その前座の花火のようなものがバンと爆発した。 しかし、まだ本命の核爆弾がのこっていて (倒産のリスクという不確実性を基礎にしたCDSという金融商品) そしてその、CDSという核爆弾にはまだ火がついていないという状況である (リーマンの破綻で少し爆発というか前兆現象みたいなものはあったが、CDSの損失が確定していない、かつ、AIGは政治的に無理をして救われた。) そして、CDSに一度火がついてしまうと(AIGでつきかけたけど)、日本も含め世界中の金融機関にその爆発が連鎖するので、日経平均7000円ではすまなくなるでしょう。 そして、最後の仕上げは米ドルの大暴落です。 CDSが爆発する前に、アメリカは政治的にそれを阻止しようとドル札を刷りまくるであろう (今までも、かなり無理をして政治的に支えている。つまりドルを刷りまくっている。軍事力と石油を背景にして無理からささえている。もうもたないだろうけど、ドルがまだ100円台にとどまっているのが不思議なくらいだ。)、 しかし、それだけドルをすっても、それでもCDSに火がついてしまった場合、アメリカは今まですり散らかしたツケをきっちりと払わなければならないときがくるでしょう。 つまり、ドルの大暴落は絶対に避けられないでしょう。 1ドルは80円、70円台は平気でつけるようになるでしょう。 そして、その後にまっているのは、不況という暗く長い放射能汚染である。 個人ができる対処法は? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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