2013/02/16(土)22:02
遠すぎる四段への道
またダメだった。
本当になんて険しく遠いんだろ?
やっぱり無理なのかな
「夢はきっと叶う」ってのはヒトの二倍も三倍も努力した人の話であって、フツウのヒトには無理なことだよね。
向き不向きってのもある。
限界ってのもあるね。
それでも今回はせっせとオケイコに通い、ようやく先週になって5割まで行くことができた。
今まで出来なかったこと、先生に言われてもわからなかったことがちょっとわかったみたいで調子は良かった…はず。
でも。
間違えた大前につられた。
間違えてるってわかってて、つられた。
自分がどうすべきかをわかっていたはずなのにそれが出来なかった。
「大前に従う」という大原則。
「大前が間違えたら正しいことをする」という決まり。
知ってたよ。
知ってたのに、優先順位に惑った。
いやいや。それは言い訳だ
たとえ大前が間違えようが、射がちゃんとして当たれば良いだけの話だ。
甲矢が10時に外れた。
そこで終わったのさ。
それでも集中力を切らさず、持てる力を注ぎこんで乙矢は当たった。
そこまでだったな。
そもそも5割で通るはずがないのだ。
奇跡を願いながらの審査なんて通る訳がナイ。
今回は片矢でも合格した人がいた。何人も。
日頃の成績を加味された結果だという。
日頃の成績…。
その時当たるだけではだめなんだ。
「落ち慣れ」
だんだん、そんなものになっていくのがわかる。コワイよ。
合格した仲間には心から祝福できたし、共にダメだった仲間とは励まし合ってまた新たなるチャレンジを誓ったケレド。
明日から練習行かれるのかな?
ちゃんと練習行くのかな?
弱い弱いココロがささやく。
「モウヤメチャエバ?」
「ドウセムリナンダカラ」
「イマイジョウニガンバレルワケナイジャン」
私は本当にシアワセモノで練習だって行かれるし、審査や試合にも出られる。
諸事情で続けてお稽古が出来ない仲間もたくさんいるのに。
支えてくれる仲間もいる。
それなのに。
また。
また落ちた。またダメだった。
情けなくて歯がゆくて申し訳なくて、イヤになる。
おかしいなぁ
審査のあの緊張感。
今までに感じたことのない緊張感。
決して嫌いではなかったのに。
楽しかったのに。
今日は飲んだくれちゃうゾ。