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2011年05月28日
カテゴリ：映画感想文
若い頃、旅行で沖縄に行ったとき、瀬戸内海とは違う海の色やお日さまの光、南の空気には、いたく感動したものです。
肌がひっりひりになるまで遊び倒しましたからね… 今じゃ考えられないですけど(笑) でも、いつかまた行ってみたい場所ではあります。 『てぃだかんかん』 ＷＯＷＯＷで録画して観ました。 沖縄の海を昔のようにしたいという気持ちから、「珊瑚の養殖」という前人未踏の研究にたった一人で乗り出した男性の奮闘記。 ナイナイの岡村くんが主人公です。 海と珊瑚が大好きな金城は、自分の子供たちに昔のような海を見せたいと思い立ち、軌道に乗っていた仕事を全部辞めて珊瑚の養殖を始めてしまう。 ところが、地元の漁協、行政、大学の研究室、最初はどこの機関からも協力を得られないばかりか猛反対され、ときには悪質な嫌がらせを受ける毎日。 四面楚歌の状態から、あちこち走り回って頭を下げ、友だちの力を借り、徐々に徐々に周りの理解を得られるようになるが… アクシデントの連続に 妻や子供たちの生活を思い、何度も夢をあきらめようとする主人公を支えるのは、外ならぬ家族。 なかでも松雪泰子が演じた奥さんが、ナチュラルな魅力ですっごく素敵。 どっちかというと、バリバリのキャリアウーマンとか、影のある苦労人みたいな役のイメージが強くて、ニコニコ笑って優しくて、のんびりした感じの役は珍しいなぁと思ったんだけど めちゃくちゃ似合ってました。 この映画は、実在の方の話を元にした作品なのですが 便利さを追求し続ける今の世の中で 「自然を元に返すために、人間が何かを変えよう」 とするのはどんなにどんなに大変か、ということがひしひしと伝わってくる映画でした。 力強くて、大人の生き方を考えさせられるお話です。 面白かったらポチッとお願いします。 ★⌒(＠^-゜＠)v ♪ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓  人気blogランキング 【ブログの殿堂】 JRANKブログランキングお気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2011年05月28日 12時40分07秒
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