チョロQ 103系地下鉄千代田線直通用 緑帯
103系の地下鉄直通用、3種類目です。千代田線直通用1000番台。実車は10両編成が16本、計160両が製造されました。ところが国鉄末期、56両が105系に改造されてしまいました。残った104両は全車が地下鉄直通運用から撤退し、所属は松戸電車区のまま、常磐線の快速運用に。車体の色は、緑帯から、エメラルドグリーン1色に塗り替えられました。快速運用に変わるとき、並行して冷房改造が行われたので、このチョロQ製品にある、地下鉄直通仕様の冷房車は存在しませんでした。(↑関連記事:常磐線の103系 1984~1985年頃)【中古】鉄道模型 1/150 103系1000番台・常磐線冷房車 基本6両セット [A0772]横から見ます。実車の帯、幕板部分は途中で紺のJNRマークが2か所入っていたため、こうして一直線に繋がっておらず、途切れています。前面。行先は代々木上原。幕板部分の帯、わずかに前面にはみ出したようになっていますが、実車もこうでした。後面。こちらは我孫子行。このブログのマーク?がまさにこれ。先に出した、東京メトロ千代田線6000系と並べてみました。行先が違うのは、わざとでしょうか。この2形式、実際に10年以上、一緒に働いていました。ただしこのチョロQでは時代考証が合いません。6000系はメトロ仕様。今度は、415系 旧塗装と並べてみました。まさに昭和50年代の常磐線。お仲間ともいえる、103系地下鉄直通車両たちです。このような並びは実際にはありませんでした。左:103系地下鉄東西線直通用 水色帯中:103系地下鉄東西線直通用 黄色帯なお、この3色の帯を纏った編成が1本だけいます。クハ103‐1009の編成で、千代田線直通用、緑帯↓常磐快速転用、青緑1号、AU75の冷房改造も↓三鷹電車区へ貸出、黄帯↓わずかな期間で水色帯に。さらに貸し出しから、正式に転属。1000番台の中で、いちばん製造用途に合った使われ方をした車両になりました。【中古】Nゲージ TOMIX(トミックス) 98999 JR 103-1000系 通勤電車 (三鷹電車区・黄色帯) 10両セット 【B】 外箱若干傷み/パーツ取付残有――――――