房総地域の183系 その3
久しぶりにちょっと昔の鉄道写真ネタです。183系特急型電車、第3弾です。第1弾、第2弾と、今まで2回、記事を出してきました。過去2回分は、すべて写真プリントにしていたカットをスキャンしたものです。今回の第3弾は、プリントにしていなかった写真たちになります。ネガスキャンですので、色合いがよろしくありません。また埃が多く入っています。それでもよろしければ、御覧ください。新木場を通過する回送。0番台です。編成番号札は「1」。ヘッドマークがLED化されています。LED化は8両編成のみに施工された工事で、中間の車両も全て0番台。2両目にパンタ付きの車両が見えていますが、モハ183です。183系の不思議なところは、0番台の場合、モハ183にパンタグラフがありますが、1000番台はモハ182にあります。今回183系の記事を出すことにしたきっかけは、先日出した「プラレール L特急」のプラレール記事を作成していたとき、特急車両の貫通型について調べ直し、以前のネガも見直していたら、プリントしていないコマをいくつか発見したためです。183系0番台は、ほとんどの車両が新製から廃車まで、幕張で過ごしました。一部は他区へ転出やグリーン車は113系列に改造編入されたりしました。さざなみ」「わかしお」「しおさい」「あやめ」「すいごう」ばかりが注目されますが、「あずさ」にも80年代中頃までは定期運用に入っていました。季節・臨時列車では、「新雪」「そよかぜ」「とき」でも運用されています。同じく新木場。0番台8連の「わかしお」です。ヘッドマークは辛うじて見えます。LED化されたヘッドマーク、晴天のときは良く見えなかったものです。この当時、LEDといえば3色までしか表示(LED電球の色は緑と赤だけ。緑単体=緑、赤単体=赤、緑赤同時=橙)できませんでした。↓たぶん同じ日に撮ったと思える「さざなみ」元の記事:マリンドリームとむさしのドリーム その2BAYSIDE KANAYA(ベイサイド金谷)スパ&リゾート九十九里 太陽の里非貫通クハ先頭の回送列車が、葛西臨海公園の通過線を通ります。非貫通クハは1500番台でした。編成は末尾まで見えていませんが、内房・外房特急は8連もしくは、まだサロが連結されていた頃なら9連です。【中古】 Nゲージ 10-413 183系1000番台一般特急色 (7両)【中古】 Nゲージ 10-414 183系1000番台一般特急色 (2両)総武本線の平井を通り過ぎる「しおさい」、8連です。2024年から、この「しおさい」にも259系が投入されるようになりました。【中古】鉄道模型 1/150 183系 0番台 7両基本セット [10-467]KATO Nゲージ 183系 0番台 増結 2両セット 10-468 鉄道模型 電車今回、183系の記事第3弾をつくった理由は、このカットを発見したからです。右下に日付が辛うじて見えていますが、1990年5月撮影。場所は西船橋です。列車名は「ウィング踊り子」。成田から伊豆急下田まで走っていた臨時列車です。1990年はまだJRは成田空港まで開業しておらず、成田発着でした。総武快速~横須賀線経由で、戸塚から東海道線の線路へ入る経路。東京駅は地下ホーム。下田温泉 黒船ホテル踊り子には1985年まで183系が使用される列車が一部ありましたが、すべて1000番台車。0番台踊り子はこのウィングくらいでしょう。成田発着の特急「ウィング〇〇」、他に「あずさ」や「はくつる」もありました。1990年といえば、バブル景気真っ只中。海外へ渡航するため成田へ行くための手段の一つだったのでしょうか。リッチモンドホテル成田なお、この日は西船橋のあと、南船橋へ行き、新浦安でも撮っていました。(日付が残っているため)↑元の記事:京葉線東京開業の頃↑元の記事:165系モントレー色この1990年5月27日は、カレンダーで調べたところ、日曜日でした。まだ学校が週休二日制ではなかった頃なので、週に一度の休日を撮影で使っていたようです。若い頃は出来た。。。今はムリ。‐‐‐‐‐‐