Horse Rainbow 06-4


Horse Rainbow Vol.06-4 
「有馬記念、最終予想公開!」


<日曜中山9R:有馬記念(GⅠ:芝内2500m)>
さぁ、今年もグランプリレースがやってきました。頭数は14頭。
今年1年、何があったかを考えながら、有馬記念の予想、やってみましょう。

今年、まず注目されたのが「サッカー・ワールドカップ」です。
そう、今年世界で一番大きいニュースは、やはりワールドカップなんでしょう。
で、そこで決勝に残ったブラジル、そしてドイツ。
強いといわれながらも、お互い予選に大苦戦。
ギリギリで予選を突破し、リーグ戦の組み合わせでシードされ。
でも、優勝候補にはあまり挙げられなかった両チーム。
結局、最後はそんな2チームが決勝までいったんですね。
今回、そんな馬が1頭。いるんです。

◎はラストランで悲願の有馬記念制覇へ!ナリタトップロード(7枠11番)です。
雨が苦手とか、中山の荒れ馬場が苦手とか。色々言われ続けた、最強世代の最後の砦。
その馬に、最後のラストチャンスが与えられました。
そう、有馬記念ファン投票1位。これこそ、有馬記念へのシードみたいなものです。
でも、過去の有馬記念の着順は、散々たる成績です。
それも、最後に見られる、ナリタトップロードの伝説へのプロローグに過ぎません。
父親が「サッカー」ボーイで、ワールドカップがらみなのも事実。
で、もう1つは。JRAのCMに隠された言葉。「最後」っていう言葉。
その証明に、HPでの有馬記念のCMには、あのオグリキャップのラストランの映像でした。
全てが、ナリタトップロードを勝たせてあげたい。そう思うんです。
そう、日曜日の中山には、渡辺騎手の「ありがとう」が聴こえる。

で、サッカーと並んで世界的なニュースになっているのが、「北朝鮮」のお国事情。
今年ほど、北朝鮮にスポットライトが当てられた事もないんじゃないでしょうか?
で、北朝鮮に関するものが競馬にあるのかって?あるんですよ。
競馬の新聞を見ると、よく厩舎欄のところに「栗」「南」「北」って書かれてるでしょ?
あの南北ってのは、美浦の厩舎所属の事なんです。
そう、美浦のトレセンは、構造上南北に分けられております。
北朝鮮のヒントは「拉致問題」じゃなくて、美浦の「北」厩舎なんです。

○は美浦の北グループを代表する厩舎から。
藤沢和雄厩舎の隠し玉を。コイントス(2枠2番)です。
サッカーでスタート前に行うものが「コイントス」。それは置いといて。
でも、この馬を侮ってはいけません!中山芝2500mでは、GⅡで3着・2着。
しかも、前走アルゼンチン共和国杯(GⅡ)では、レコードに0.5秒差の2着。
で、調教では2番人気シンボリクリスエス(1枠1番)を圧倒しました。
鞍上の岡部騎手がコイントスに乗ると、何と5戦して全て3着以内。
そう、実績馬に隠れた実力馬。こういう馬は侮れません!

△はこの馬も中山は絶好調。タップダンスシチー(5枠8番)です。
この馬も、中山ではGⅡで2着・3着です。
荒れ馬場がどうかと思いますが、前走の京阪杯(GⅢ)でも大丈夫でした。
人気薄でも、侮れない1頭が、ここにもいます。

今年は牝馬ファインモーション(7枠12番)に大注目が集まっていますね。
ま、6戦6勝。しかもスターロッチ以来の3歳牝馬有馬記念制覇がかかってますね。
でも、牝馬はこの馬だけじゃないんですよ!
そう、ファインモーションの陰に隠れた馬が、大波乱を演出します。

★は昨年の6着馬、今年は巻き返せるぞ!テイエムオーシャン(4枠5番)です。
天皇賞秋(GⅠ)・ジャパンカップ(GⅠ)と、着順が悪いですね。
でも、考えてみましょう。この馬が関東に遠征したときの成績。
オークス(GⅠ)3着、有馬記念(GⅠ)6着、
天皇賞秋(GⅠ)13着、ジャパンカップ(GⅠ)9着。
これを見て、何かわかることがありますか?
そう、テイエムオーシャンは、長距離輸送に弱い馬。
で、今回の出走過程を見ると変化が。
そう、ジャパンカップ出走後、何と美浦の厩舎に直行。
これ、どういうことかわかります?
引退したマンハッタンカフェがよくやっていた事。
「美浦の馬を、栗東で調教して京都のGⅠに挑戦する。」
今回、オーシャンは逆のことをやってるんです。
で、そうすると、調教がメチャクチャ動きました!
道悪得意な馬ですし、要注意ですよ!

おさらいです。
◎ナリタトップロード
○コイントス
△タップダンスシチー
★テイエムオーシャン
(馬 単) 2-5-8-11 BOX
(馬 複) 11総流し
(3連複) 2-5-8-11 BOX
(ワイド) 5総流し


© Rakuten Group, Inc.