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カテゴリ:お仕事
表題は本のタイトルですが、実はまだこの本を読んでいないのです。
先日、ファイナンシャルプランナーズ協会(以下FP協会)の研修で講師に来られた方の1人が佐々木常夫氏だったということで、タイトルを頂きました。 今回も研修会場は大手町にある日経ホール。 とても新しくて立派なホールです。 600人程は入るでしょうか。 椅子の背もたれの裏側には研修用に引き出し式のテーブルが備え付けてあり、休憩時には飲み物等が変える売店まであります。 講師は、前半(第1部)が株式会社日本総合研究所のチーフエコノミスト、山田久氏による「震災復興が促す日本の構造転換」 こちらはエコノミストらしい、グラフや表を使った非常に論理的なお話で、 内容は 1 大震災の多面的インパクト 2 震災後の状況 3 震災後の構造調整圧力 4 新たな経済・社会モデル 5 新しい働き方の創出 というものでした。 私はどちらかと言うと、表題の佐々木常夫氏の講演よりもこちらの方が興味があったので今回の研修会に参加したのですが、あまりにも内容が学術的かつ壮大で自分の仕事や生活に落とし込むような情報を得られなかったことが少しだけ残念でした。 そして当初はあまり期待していなかった第2部の佐々木常夫氏の講演。 タイトルは「ワークライフバランス~私は仕事も家族も決してあきらめない」と言うものでした。 ここでやっと思い出したのですが、佐々木常夫氏と言えば数々の著書を出版し、新聞や雑誌あるいはテレビにも数多く取り上げられているかなりの有名人。 私も新聞や雑誌で氏の記事を何度か読んだことがあることを思い出しました。 病気の妻や自閉症の長男の世話をしながらも、決して仕事に対して手を抜くことなく、最終的に株式会社東レ経営研究所の社長(現在は特別顧問)まで上り詰めた方として有名でしたね。 新聞等に書かれていた記事にはあまり詳しくは書かれていなかったので、「とてもすごい人だ」と言う位の認識しかありませんでした。 ところが講演を聞いてみると・・・ 奥様は肝臓病を患い、更にうつ症状も併発した上、40回以上も入退院を繰り返し、更には長男は自閉症で育てるのに大変な苦労があったということ。 更には奥様の自殺未遂も数回にわたり(生命の危機に陥ったこともあるそうです)、また、氏には自閉症の長男の他、3人のお子さんがいらっしゃるそうで、奥様が入院中は子供たちの世話までしなければならなかったそうです。 それだけ数々の逆境にさらされながら、仕事についても全く手を抜くことなく結果を出し続け、ついには同期のトップで取締役まで昇進。 そして今回の講演では、仕事や家庭生活に忙殺されながら、いかに苦難に満ちた日々を過ごしてきたのか・・・そしてどのようにその苦難を乗り越えてきたのか・・話の内容は壮絶なものでありながらも決して暗くならず、所々ユーモアを交えながらとても詳しくお話下さいました。 何度も言う様ですが「凄い人です」 私にはとても真似できません。 それでも、今回佐々木氏のお話を直接聞くことが出来たことは、自分の仕事上のことだけでなく、私生活全般に至るまで再び考え直すいい機会になったと思います。 前回もそうだったのですが、今回の講演会(研修会)においても、実務的なことを学ぶというより、仕事や生活にいかに真摯に取り組むべきか・・という「精神論」を学ぶいい機会になりました。 次回は12月にまた研修会があるそうなので、是非また参加しようと思っています。 ランキングに参加しています。できればポちっと♪お願いします。 ↓↓↓ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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こちらに伺うのはかなり久々ですいません(^_^;)
私も先日大台にのり色々考える時がありますが 最近こういう仕事と私生活のバランスとかの 講演や書物にとても興味があります。 先日もコンビニで40代からすべきこと的な 本を買ってしまいました… 今日も友人のお兄さんがいらして 「仕事、家族」について 語り合ってしまいました。 (2011年09月16日 21時56分27秒)
店長さん
返信が遅くなってゴメンナサイ。 以前のように頻繁に更新が出来なくなっているので、チェックも滞りがち。 イケませんね~ ネタは沢山あるのですが、最近仕事が立て込んできて書いている余裕がなくなってきてしまいました。 「ワークライフバランス」 震災をきっかけに見直す方が増えているようですね。 特に家族をお持ちの方にとっては無視できないテーマだと思います。 40歳を超えると人生も半ばを過ぎた感があり、自分や仕事のことを見つめ直し始める方が多いですよね。 店長もその点では「他人ごとではない・・」ということですね(^^;) (2011年09月21日 08時13分45秒) |