2004/09/24(金)04:12
<ヒゲを剃ってテレビに出た三木谷氏 VS Tシャツのままの堀江氏>
楽天が仙台をプロ野球の本拠地にする旨を申請した。
これで、完全にライブドアの堀江氏とのガチンコ勝負となった。
そして、プロ野球の経営者側はこの三木谷氏の登場にタイミングを
あわせるかのようにトーンを確実に軟化させた。
うーむ。
三木谷氏 1965年生まれ 一橋大→興銀→HBS
堀江氏 1972年生まれ 東大中退
以前も若干この両社を比べたが…
よく、週刊誌やマスコミは「球団経営者のいじめだ」と書く。
確かに、そうだけど、これは単に堀江氏のことが嫌いなのでは?
楽天が来期参入を許可される、はたまた近鉄が
合併を解消し、買収することさえもあり得ると
僕は思っている。
で、もしもそうなれば、堀江氏の失敗は恐らく彼の
”Tシャツ”だろう…。
記者会見、朝まで生テレビで、多くの長老達を相手に
Tシャツで現れる。 それをマスコミは「金もちにも関わらず
ラフなスタイル」
と囃し立てる。
基本的にい1リーグが前提としてあったものだから
合併しかなかったシナリオではあった。
だから、まあ誰がどうやってもしょーもないんだけど。
でも、恐らく三木谷氏には、東大中退でベンチャーで成功
した堀江氏にはない、興銀で鍛えたリアルな日本の慣習(くっだらないが…)
がまだあった。
僕は老害に果敢に挑戦する堀江氏にある種のカタルシスを感じた
一人ではある。
でも、やはりそれではダメなんだろう
(もしも、楽天が買収できる、または来期、参入を許可されれば)
三木谷氏は今回の話までは雑誌のインタビュー等で見る限り
ヒゲを生やしていた。さらにノーネクタイも多かったはずだ。
彼もまた成功したベンチャー社長のスタイルとして
の”ヒゲ”、”ノーネクタイ”だったのだろう。
彼がもし5歳若ければ、彼もまたTシャツだったのかもしれない。
単にTシャツが着れなかっただけかもしれない。
しかし、彼はプロ野球参入を発表するときはヒゲを剃り
スーツ、ネクタイをきちんとしていた。
そして、非常に慇懃に「参入させていただきたい」と
申し上げたのだ。
さて、どうなる…。
正しいとか、正しくないという話をしたいのではない。
全て僕の仮説だ。
さてさて…。