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  Identity (yoshy日記)

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2006.02.26
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カテゴリ:ビジネス
先日のANAの話を友人がたいそうおもしろく感じてくれて、「他にはそういうネタってないの?」
と言われました。

でも、基本的にネタでもなんでもなくて、企業側は自社の戦略を表現したものがCMなので、それが伝わっていないのはそもそもコミュニケーショの問題なのかもしれません。でも、そんなこというとプロのクリエイティブの人に怒られそうですが…。

というわけで、他に最近おもしろな、と思ったことは…。

(ただし、今回は一切何も調べてませんので、間違っていても怒らないでください)

■携帯電話業界

ボーダフォンの「LOVE定額」なんかも、おもしろい意図だと思っています。

■今の日本の携帯ビジネスは…。

ドコモ
au
の一騎打ち状態です。ウィルコムが最近、おもしろい動きをしておりますが…。

この業界はドコモが規模と先行者利益をいかして、圧倒的有利なビジネスを展開してきたのでありました。当然、そこにはi-modeの開発もあり、業界のリーダーだったわけです。


■auの反撃

そこに一番はじめにわって入ったのは本当は「写メール」を擁したJ-phoneだったのですが、その後新規のイノベーションに伸び悩み(それは、ほぼ確実にボーダフォンになったからだと僕は思っている)、auが一気に伸びてきています。

■auの戦略

そもそも、10年ほど前、ドコモがとった戦略とは「ビジネスでいかされる携帯電話」です。つまり「携帯なんて、誰が使うんだ」という問いには、「いやー、営業さんが外ですぐに会社と連絡とれいいですよね」「社長さんに連絡がとれていいですよね」というものです。
i-modeでは決済サービスを広末涼子を使ってアピールしたのです。
さらに、そもそも携帯電話の価格が高く、とても学生に手が出せる状態ではなかったのです。はじめ学生は価格が安いPHSでした。

そんな中、auがとった戦略は「10年後を見据えて、ドコモが開拓していない学生にauブランドに刷り込みを行う」というものでした。
そして、とった施策が「学生半額割引」でした。

つまり、今の社会人を一生懸命ドコモのシェアを取り込んでももう、ガリバーには勝てない。ならば、新規の学生(当時はようやく学生も携帯を持ち始めた)をまず取り込んで将来のロイヤルカスタマーにしよう! というものでした。

そうやって、auは学生=若者へとターゲットを絞りはじめます。

最近、同年代の人はドコモ、若い20代に人に会うとauですよね 笑

■その後のau ドコモのターゲットとサービスコンセプト

ドコモ:
ターゲット:ビジネスマン
サービスコンセプト;ビジネスインフラから生活インフラへ:suicaとか、御財布携帯とか…

au:
ターゲット:若者
サービスコンセプト:エンタテイメント、音楽、ゲームで訴求

■そして、ボーダフォン…

写メールが出た後、ボーダフォンは「今後は動画へ」と言ってましたが、実際には動画で爆発的にはヒットしませんでした。
・そこまで動画の必要性をみんなが感じなかった、
・それ以上にメーカー側で、デジカメとの区分けを明確化するため、あまりにも高性能な画素数や動画の開発には無理があった。

というわけで、商品・サービスのイノベーションがなかなかおきないわけであります。

■そして、ターゲットコンセプトの必要性

シニアもすでにとられています。社会人、若者もすでに定着しています。
そこで、ボーダフォンが考えたのが「恋人同士」にうったえるというものでした。 それは、年齢という横軸で区分けしていた既存のセグメントをまるで縦にわけるようなものでした。

ある意味、単なる割引なんですが、コンセプトというか新しいマーケットを創出したことにはなるかな、と思います。また、偶然にもCMで使っていた伊藤美咲が年末に大ヒットしたという追い風もありました。

「LOVE定額」には、特に商品・サービスのイノベーションはありませんが、ターゲットの新しいコンセプトはあると思います。

単なる時間稼ぎにしかならないので、今後の真のイノベーションに期待しています。そのためには、ボーダフォンから独立して、もう一度日本の会社にまずなるべきだと思っています。ボーダフォンであるメリットなんてほぼありません。ボーダフォンであるがためにイノベーションが親会社から阻害されている気がしてなりません。








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最終更新日  2006.02.27 03:24:18
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