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ほぼ一ヶ月ぶりに、冬の海を見てきました。
海、といっても陸奥湾内の青森港埠頭です。 今日は、 午前中は太陽が出て、雪も一休みといったところ… 岸壁では、街中で集めた雪をダンプカーが、ひっきりなしに海中に捨てに来ていました。 …あんまり風情がありませんねぇ。 でも、冬の海を見つめていると、なぜか、「夏の海」を思い出してしまします。 同じこの場所で見た、夏の情景を…釣り人たち、花火、心地よい日差しや風。 と、 いろんなことを考えて歩いているうち、ものの20分位でしょうか、 急に雲行きが怪しくなり、小雨が降ってきました。 周囲を見ると、カモメが空高く飛び上がっていきました。 波も、少し高くなったような感じが…きっと低気圧の通過なのでしょう。 で、思い出しました。 「ゴメの高上がりは時化(シケ)になる」 …釣りをしていたとき、友人の父の漁師さんから聞いた話。 つまり、ゴメ(カモメ)が高く飛ぶと、やがて時化になるということです。 ちょっと調べてみました。 【 観天望気 】 天文や空もようなどから天気を予知すること。 経験豊かな漁師が、周囲の状況からいち早く異常到来を予知し、早めに、 しかも正しい方向に避難して無事な方向に導くこと。 その漁師さんは、こうも言っていました。 「昔は、テレビの天気予報や無線機なんか無かったからなぁ。」 …海の天気のことわざを伝承して日常に活かすことは、少なくなってしまうのでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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