[うちの本棚]の記事一覧 | 猫的生活てあそび日記

ヒグチユウコさんの絵本とか画集とかマンガとかグッズとか！

こんにちは、merrymakerです。キャンプレポが１本待機しておるんですがちょっとここらでインドアの方も更新しとかなくちゃね(・ω・)最近買った本はコチラ【楽天ブックスならいつでも送料無料】BABEL Higuchi Yuko Artworks　初回限定版 HIGUCHI　YUKO　ARTWORKS [ ヒグチユウコ ]ヒグチユウコ「BABEL」まずこの印刷が・・・！贅沢な金箔づかい。。ヒグチユウコさんは以前から好きでＲＯＯＭにもいろいろコレクションしているのです。merrymakerのROOMヒグチユウコあつめ独特の世界観、緻密さ、カンブリアのいきものたちや食虫植物とゆーちょっとアウトロー（？）な生物たち好きなわたくしにとってはもうたのしくてたのしくてうちのROOMのコレクションうちの本棚深海へんてこ植物あとやっぱりこのね、ギュスターヴくん。【楽天ブックスならいつでも送料無料】ギュスターヴくん [ ヒグチユウコ ]ネコなの？タコなの？ヘビなの・・・？そしてこの本の後半に出てくるこのぬいぐるみたち、すごくね！？スパンコールで吸盤の表現するとか・・・思いつくのもスゲエと思うけど、それをやっちゃうあたりもうモノスゲエ（←語彙力）ボリス絵日記も持ってます。【楽天ブックスならいつでも送料無料】ボリス絵日記 [ ヒグチユウコ ]ヒグチさんの日常生活（半分妄想）のほぼ4コママンガワラカスw あとちょいちょい出てくるトリと猫の恋愛（？）がたまらんグッとくる。。グッズも超かわいいのよ！見て見て＼(゜▽゜)／ ★メール便での発送可能★ ヒグチユウコさんデザインの童話をイメージしたパッケージ。ひとつひとつの色にイラストが付いた「色名一覧小冊子」がついたセットです。《メール便可》ヒグチユウコ×ホルベインコラボアイテム 2017年みつろうクレヨン16色セット YHC-16(474-409) 色名一覧小冊子付き蜜蝋クレヨン/数量限定/ ★NEW★ホルベイン×ヒグチユウコ2017 マスキングテープ YH5-TP30 4巻セットホルベイン×ヒグチユウコ2017コラボアイテム【2017】ホルベイン×ヒグチユウコおえかきちょう YHO-SM ここ数年はホルベインさんとコラボしてるアイテムがいっぱい。東京で開催されていたBABEL原画展がなんと京都でも開催される予定らしいです京都TOBICHIこれはいかなくては・・・！楽天ROOMやってます０期インフルエンサー

最近読んだ本、西加奈子の古いのと、梨木果歩。それから村上春樹の・・・

こんにちは、merrymakerです。村上春樹の新刊が出るとかで世間はにぎわっておりますが私は念願のこちらの本が入手できて大変うれしく思っております。【中古】文庫・新書またたび浴びたタマ50音すべて使って回文を作る→そっからのショートショートさすが村上春樹・・・いやさすがって言えるほど作品読んでませんがｗ最新刊も読むのかな～オットさんが買ってきたのをオットさんより先に読みそうな気がするｗそのパターンで出会ったのが西加奈子【中古】きいろいゾウ小学館文庫／西加奈子【著】【中古】afb 【中古】円卓文春文庫／西加奈子(著者) 【中古】afb 立て続けに2冊読みました。これも古い作品なんですね。本屋で平置きされてる最新作はコチラ【送料無料】 i / 西加奈子【本】西加奈子、読んでて気持ちいいね～子供の持つ独特のストレートさ、残酷さ、みっともなさ、恥じらいとかイキった感じがあんまりにも軽妙に描かれているからついつい入り込んで読んでいっちゃう。主人公に同感し、主人公の周りの環境に入り込み、友達を想像し・・・読み手が十分に入り込んだところでやってくるショッキングな出来事やモヤモヤ手法としてはベタかもしれないけど、読後感の良さったらない。一番最近読んだのは、梨木果歩の「僕は、そして僕たちはどう生きるのか」【中古】僕は、そして僕たちはどう生きるか岩波現代文庫　文芸258／梨木香歩(著者) 【中古】afb 梨木果歩の本は、最初、すごく入り込みにくい。雑草をかき分けかき分けいってる感じ。で、その雑草の名前を全部調べたくなっちゃう感じｗたびたび出てくる染色という職業。今回もイタドリやヨモギを染める話が出てきます。私、本を読むときに、前もってどんな本かというのを知らずに読むことが多いです。特に好きな作家さんの本は、期待を裏切らないから、受ける衝撃を新鮮にするためにも、絶対情報読まない。なので、そういうタイプの読書好きさんは、以下読まないでください。ネタバレとまではいかないけど、構えて読んじゃうかもしれない。＊＊この本は、重かったです。独特の入り込みにくさもあったけど、扱っている題材が、重い。政治や、戦争、教育や、環境破壊など、 14歳の主人公「コペル」くんが考えていること、として書かれていたけど梨木さんの憤りというか、静かな（でも強い）反抗が感じることができました。すべてに共感できる、というわけじゃないけどどこかで引っかかっていたモヤモヤや違和感を、こんなふうに言葉にできるもんなんだとそしてそれを、お得意の染色や植物たちの力を借りて、灰色っぽくない、深い緑の中の物語として書くことができるものなんだとすごく感銘を受けました。でも読後はあらたなもやもやが胸にやってきてもやもや、というか、まどろっこしさというか自分もなんかせにゃならんな、という、闘志のようなものが出てくるというか。あくまでも「静かな」というのが前提なんだけど。「泣いたらだめ、考えられなくなる」というセリフが出てくるんだけど、これが一番心に残っています。泣いたら負け、じゃないんだけど感傷に浸るべきときか、向かうべき時かわきまえて泣かなくちゃいけないなと泣くんじゃなくて怒らなくっちゃいけないな～とそんな気持ちになった一冊でした。ROOMにも投稿してます楽天ROOM　merrymaker第０期インフルエンサー

五十嵐大介「ディザインズ」の怖さ（ややネタバレ）

ディザインズ読みました！（後半ややネタバレ）【楽天ブックスならいつでも送料無料】ディザインズ（1） [ 五十嵐大介 ]いきなり怖い。正面衝突したっぽいぐっちゃぐちゃになった車から始まります。それがまたすごい画力でびびるんだけど。。そして、めくるたび、うわあ、、うへえ、、怒涛のような怖さ。・・・でも不思議と気分が悪くならないのは、あくまでも「美しい」絵のおかげだとおもう。息を抜きたくなるところで、ちょっとホッとする描写があったりするのもいい。とりあえず一回ザッと読み込んで、次はいろいろ張られている伏線を確認。そうか、なるほど。最初のシーンはここに一つつながったな。次はどうなるのぉぉぉ＊＊＊五十嵐大介の本で最初に出会ったのは「カボチャの冒険」でした。【はじめての方限定！一冊無料クーポンもれなくプレゼント】カボチャの冒険【電子書籍】[ 五十嵐大介 ]ねこ本ｗｗそれから映画にもなった「リトル・フォレスト」→「魔女」【はじめての方限定！一冊無料クーポンもれなくプレゼント】リトル・フォレスト1巻【電子書籍】[ 五十嵐大介 ]【はじめての方限定！一冊無料クーポンもれなくプレゼント】魔女（2）【電子書籍】[ 五十嵐大介 ] 「魔女」で度肝を抜かれ、「海獣の子供」でガッツリはまりました。この人の本を読んで感じるのは、あらゆるタブーをそれがなぜタブーなのかというところまで掘り下げて考えさせられるところ。タブーという言葉にもあいまいなところがあるけどR-15くらいかな？とりあえず、まだ小学生のうちの子にはNG社会性と好奇心のバランスが取れるようになるころまでは見せられない内容だと思います。このディザンズにも、事故、死体、遺伝子操作、など、文字で書けばゾッとするような、おぞましい内容がかなりストレートに書かれています。そういうのをテーマにしているというか怖い、グロいものをあえて書きこんでいるマンガは多数あるけど（最近増えてきている気がする）猟奇的というか、その絵の向こう側にある感情が、破壊衝動と言うのかな悪意が満ちているのはいや。殺してやりたい気持ちを練りこんでいるというか見なくていいモノを見せつけられた気がして、気分が悪くなる。あと、絵が汚いと見る気が失せる。。同じ「殺戮のシーン」を描いた絵でも五十嵐大介の作品からは、「必要な怖さ」しか感じない。「必要な」怖さ。たとえば死とか、血とか、戦争があるという現実とか怖いと感じるべき事を、怖いと書いている。教えていなくても子供は怖がる。むしろ怖がってほしいことを、書いている。不必要な怖さっていうのは、たとえばチェーンソーで人間の頭をぶった切るシーンとかそれでも歩いてくるゾンビ的なやつとか生きていく上で出会う必要のない怖さだと思う。それは、狂気。虚構の怖さ。コイツやばいこと考えてるな～、という不安。五十嵐大介のは、生きることとか、生きているものとか、生きていたものとかを徹底的に見つめてその中に本来あるグロテスクさが出ているだけでいけないものはいけないとかいてあるし（直接的にではなくても）本当に見たくないところは（銃弾が頭にめり込むところとか）上手に隠してあると思う。ちょっとネタバレになるけど・・・遺伝子操作で、レッグレスの豚を「これはいいね」と評価するシーン。「動かないし、よく太る、おとなしくて、手間がかからない」ゾッとしたけど、これは・・・某企業が、鶏モモ肉をたくさん得るために、4本足だか6本足だかのニワトリを開発したという嘘か本当かわからないけど、画像も出回ってたりしていっとき騒ぎになりましたがその話がモトネタになってる気がする。。でもねそもそもブタだって、イノシシをおとなしくさせ、キバをなくしたくさん子供を産むように人の手で品種改良したものでしょう？品種改良とか、ブリーダーとか言ってみればダックスフンドだって猟犬として穴に入りやすいように品種改良された犬なわけじゃないか？とか。でも、でも品種改良と遺伝子操作との違い人が仕分けして交配させる事と、試験管やメスを使って操作することとの違いいまが、ギリギリのところとして、もう一歩踏み込めば、とんでもないことになるんじゃないだろうか？いや、すでにもう踏み込んでしまっているのではないだろうか・・・そこに感じる「これはおかしいんじゃないか？」がそのレッグレスの豚を開発して「いいね」と言っているシーンにしっかり表現されていたと思います。。人によって感じ方は様々だと思うけど、わたしはこの人のさじ加減がとても好きで単行本はもちろん、画集もムック本も買っちゃいましたｗｗその感想はまた次回。あー続きが読みたい。。早く読みたい。。楽天ROOMやってます→うちの本棚コレクション