blog the seventeen（いまの気持ちを17文字で）

それって、「一部」？

京都市で水道管が破裂した事故がありました。
水道管の隣のガス管にも水が浸水しガスも止まってしまいました。

そのニュースを聞いたのが一週間ほど前。

昨日、それが復旧したというニュースを再び聞きました。
そのときに言っていたのが、「一部を除いて全面復旧しました」というもの。
「一軒一軒、使用者立ち会いのもとにガス管を開いた」とか。
「そのときに留守だった一部の家を除いて、全面復旧した」とか。

ところが今日のニュースでは3,800軒がいまだ未復旧ということです。
それらのほとんどは「留守のため、立ち会っていただけなかった」ケース。
留守なのは仕方ありません。
私も留守がちなので、こんなことがあると復旧は遅い方に入るかも知れません。

でも、気になるのは3,800軒が「ごく一部」なのかどうかということ。

ガスが止まったのは全部で1万5千軒だそうです。
そのうちの「ごく一部を除いて」復旧したとのニュースが昨日流れました。

それを聞いた私は「ごく一部」なんだから10軒とか20軒とかかなあと思いました。
でも、実際は４分の１近くが手つかずに残っていたんです。

「ごく一部」というのは大阪ガスの発表かも知れません。
でも、それを鵜呑みにしてＮＨＫもその通りの表現で報道するのはいかがなものでしょう。



それとも、この国の報道ってその程度のものなのかな。

いずれにしろ、ちょっとびっくりな「ごく一部」報道でした。