blog the seventeen(いまの気持ちを17文字で)

2011/10/24(月)22:09

あの子役また別役で出ないかな

えーがな、えーがな(117)

また朝ドラにハマっているヨッサンです。  「カーネーション」 言わずと知れた、コシノ3姉妹(ヒロコ・ジュンコ・ミチコ)のおかんの話です。 何といっても主役の糸子の演技が素晴らしい。 子役の糸子もすごい女優だなと思っていましたが、尾野真千子さんもなかなかです。 30歳なのに14歳の役とかやってるし(さすがにちょっと無理がありましたが)。 時代考証がしっかりしているし、ちょっと昔の方言がとても自然です。 「神様の女房」で松下幸之助を演じた筒井道隆の関西弁は聞くに耐えませんでした。 もう、それだけでリアリティががくっと失われてしまいました。 その点、河内弁や船場言葉とはちょっと違う泉州弁が耳に心地よく響きます。 まあ、関西の人以外にはただの「大阪弁」にしか聞こえないでしょうが。 映像の雰囲気も、わざとセピアっぽくしたところは龍馬伝に似ています。 何より脚本に描かれた糸子の前向きさが、何といってもさわやかです。 モデルになった小篠綾子さんもさわやかな人。 ですから、若いときの彼女はきっとあのまんまだったのでしょう。 女性が何かの分野でパイオニアとなり、因習にとらわれた世間に立ち向かっていくというモチーフは朝ドラの定番です。でも、これほどまで自分で道を切り開いていく女の強さを描いた作品は「おしん」以来かも知れないと期待しています。 ということで毎朝さわやか気分に浸っていますが、その分家を出るのは遅くなっています(見ているのは午前7時半からのBSの方なんですけどね)。

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