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blog the seventeen(いまの気持ちを17文字で)

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2016年07月18日
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その物件は兵庫県の西の端、隣は岡山県というところにあります。

相続の関係で私はそこに一戸建ての家を一軒、所有しているんです。
その家には相続する前から独り者のおばあさんが住んでいました。
彼女が住み始めたのは20年近く前、私が大家になってからも10年以上です。

その彼女(87)から、手紙が届きました。

長い手紙ですが、かいつまんで言うと「納屋の壁が壊れた。修理したいが見に来てくれ」とのこと。
離れになっている納屋は洗濯機や庭仕事の道具などが置いてあります。
そこの壁板が横の溝に落ちたらしい。

実は、どんな家だったかもよく覚えていません。

もう何年もその家には行っていない「雇われ大家」みたいな私。
ただ、年金の入る2ヶ月ごとに家賃の振り込みを確認し、お中元とお歳暮を受け取っていました。
場所もうろ覚え。

大家って楽な商売。

そう思っていましたが、今回ばかりはそうも行きません。
壁板の修理などは店子ではなく、大家の責任と負担で修理する必要があります。
大工に頼むなら費用はこちら持ち。

行ってきました。

片道、高速を使って奈良から2時間。高速料金とガソリン代で片道5千円。
見てみると、思ったほどのことはなく、建物自体はしっかりしていました。
でも、壁板は落ちたもの以外もそろそろ限界。朽ちかけています。

とりあえず、応急処置として落ちた壁板を元の位置に打ち付けてきました。

でも、納屋は倒れなくても壁板はまたそのうち外れて落ちるでしょうね。
おばあさんに、大工さんを呼んで修理か立て直しかの判断をしてもらうよう頼みました。
いずれにしても、費用はこっちもちなので請求書を送ってくださいとも伝えました。

家賃と言っても微々たるもので固定資産税・都市計画税の支払いよりはましなくらい。

でもあの歳で新たに引っ越しをさせるのもかわいそうですし、最後までいてもらいます。
久しぶりに家に入りましたが、きれいに住んでくれているので家自体まだまだ大丈夫そうです。
納屋の方も土台はしっかりしているので、取り壊す必要はないでしょう。

おばあさんの方もまだまだかくしゃくとしていました。

歳が歳ですから、介護施設に入居とかなったりすると、賃貸借契約もそこまでかと思います。
でも、実際にお目にかかったおばあさん、耳は遠いものの足腰も頭もしっかりしていました。
介護保険もほとんど使ってないおばあさん、家宅ともども、ご長寿を願っています。



できれば同時くらいにみまかってくださるのがいいなあ ← ばち当たり






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最終更新日  2016年07月18日 13時01分08秒
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