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テーマ:今、沖縄で(576)
カテゴリ:つなぐ つながる つなぎ部
沖縄でまたも米兵による性加害事件が相次いで起きました。それを政府防衛省や県警が即座に県に知らせなかったことがいま大きな問題になっています。なぜこれほど問題になっているのでしょう。それは政府が「隠蔽していた」と思われる可能性があるからです。ではなぜ「隠蔽」しなければならなかったのでしょうか。
事件は昨年末と今年の5月に起きましたが、それらが明らかになったのはつい最近のこと。 6月の沖縄県議会議員選挙が終わった直後です。選挙の結果は玉城知事の与党である「オール沖縄」が過半数を維持できず、自民・公明を中心とした野党が過半数を大きく上回りました。原因はオール沖縄勢力が候補者を乱立して共倒れになったりした、連携がうまくいかなかったからと言われています。 それもあるでしょう。「オール沖縄は基地問題ばかり言いすぎ。経済の事も考えて欲しい」という有権者の声もありました。 たしかに選挙時点で有権者の判断はそういうことだったのかも知れませんが、もし米兵の事件が選挙前に明るみに出ていたらどうでしょう。結果が大きく変わったことは想像に難くありません。思い起こせば、世界一危険と言われる普天間基地を返還するきっかけは、やはり米兵による少女暴行事件でした。当時県民の怒りはすさまじく日米の政府は県民の声を無視できなくなり、日米間での基地の返還合意が現実のものとなりました。 その移転先が同じ県内の辺野古一択になりましたが、県民の意志はこれにも反対をつきつけています。こう事件が繰り返されると県外移転を望むのも当然でしょう。基地の前で「NO BASE, NO RAPE(基地がなければ性加害は起こらない)」というボードを掲げている県民をテレビで見ました。 今度の事件を公表することがいかに県民の怒りを呼び、県議会選挙の結果に影響するか。それが分かっていたからこそ公表は半年間控え選挙が終わるまで隠蔽していたと考える、多くの人の推測には合理的な理由があるような気がしてなりません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年07月11日 10時45分33秒
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