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2024年07月12日
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カテゴリ:本にまあ
「沖縄オバァ列伝」(双葉文庫 沖縄オバァ研究会・編)を読みました。



この本を読むのは2回目になります。1回目は20年以上前、最初にこの本が出版されたときでした。そのときはまだ沖縄に住んでおらず沖縄を訪ねたのも1、2回しかなくて、この本に書かれているオバァがほんとにいるのか半信半疑で、デフォルメして面白おかしく書かれているのではないかと思っていました。

しかし沖縄に住むようになり知れば知るほどオバァはこのまま本の通りだという気がしてきました。

今回20年ぶりの復刊。迷いなく買いました。私は本を一度読むと二度読みすることはほとんどありません。誰かにあげてしまったりすることもよくあります。この本もたぶん誰かにあげてしまったのか、手許にはありませんでした。でも、20年経って書店に並べられた復刊された本を見たとき、もう一度読みたくなり、迷いなく買ってしまいました。

内容は覚えていましたが、見方が少し変わりました。本書の内容は全然デフォルメでも何でもなくフツーに真実です。

行動は若干違ってきているような気もしますがオキナワン・スピリットは今のオバァも変わりありません。沖縄に親戚や高齢の友人・知人がいない私は、日常生活で「列伝」中のオバァのようなオバァにはなかなか会えませんが、たまたま居合わせただけなのに人なつっこく話しかけてくるオバァやリサイクルゴミの日は集積所からアルミ缶だけ「収集」していくオバァ、90歳前後になっても市場で現役のお店をやっているオバァなどはまだまだ見かけます。

若い人もオバァを自然に愛し敬っていてだからオバァはオバァでいられるのだろうと感じます。続編も買わなくちゃ。





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最終更新日  2024年07月12日 10時11分29秒
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