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テーマ:今、沖縄で(577)
カテゴリ:つなぐ つながる つなぎ部
椎間板ヘルニアで痛めている脚のリハビリも兼ねて久しぶりに首里城に登ってきました(首里城は四方八方が見渡せるように高いところにあります)。東(あがり)のアザナからは再建中の首里城をすっぽり覆う建屋がよく見えます。そこに描かれた首里城正殿の絵はほぼ原寸大。ここにまた、この大きさの正殿が建つのです。
建屋に入ると、2年後の復活を目指して宮大工の人たちが赤瓦を葺いているのが見えました。1週間前から始まった瓦葺きは案外と早く進んでいるようで、側面はかなりの面積で瓦が葺かれていました。正面側はまだまだですが何せ全部で6万枚、それを一つ一つ手作業で取り付けていくので時間もかかるでしょう。 正殿を覆う建屋が取り外されてしまえばもう屋根は御庭(うなー)から見上げるしかなくなります。 こんなに近くで作業が見られるのは今しかありません。建屋にはエレベーターもついていて、1階、2階の作業は終わったのか作業をしている人影はなく、3階で降りると瓦葺き作業の真っ最中でした。年間パスを持っている私はこれまで1階や2階の作業も見てきましたが、3階の瓦葺きに到達した姿を見ることができるのは感慨深いものがあります。 今回の首里城再建のテーマは「見せる復興」。まさに復興作業が訪問客の目の当たりにあります。 確実に復興を遂げつつある首里城。こんな姿の首里城や復興の様子は今しか見られない、ある意味チャンスでもあります。あと2年。これからもできるだけ機会を作って、一歩一歩進んでいく復興の歩みを見ていきます。何せ首里城の年間パスポートは1回の入場料(400円)のたった2倍(800円)。2回行けば元を取れる良心設定。毎年更新しては十分元をとっている私ですが、沖縄に住んでいるメリットを最大限生かして、復活のそのときまで、そしてその後も見続けていくつもりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年07月23日 10時19分31秒
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