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カテゴリ:本にまあ
「お父ちゃんと私:父・水木しげるとのゲゲゲな日常」(水木悦子著、株式会社やのまん)を読みました。
![]() 先日、水木しげるの奥様が書いた著書「ゲゲゲの女房」を読んで以来、水木さんづいています。「ゲゲゲの女房」を読んだ時も思いましたが、この家族は本当に仲が良く、みんなが「お父ちゃん」を敬い、愛していることがよく分かります。娘、水木悦子さんの書くお父ちゃんに関するエッセイにも愛情と尊敬がにじみ出ていました。 本書の最後にある、水木しげるを師と尊敬する京極夏彦の寄稿によると、悦子さんはいつも飾らない「普通の」人だそう。 著者本人は文章を書くのが苦手などと言っていますが、お父ちゃんとの当たり前の日常をまったく気負いなく、見たまま感じたまま飾りをつけずに書いている印象のとても楽しい文章でした。姉の宿題の絵を父親が取り上げてしまい、父親の手で描いた結果校長室に貼りだされた話とか、著者の読書感想文の宿題を母親がゴーストライターになって書いたとか、少しも悪びれずに書いているところが著者の素直な性格の表れでしょう。 水木家の普段の様子がよく伝わり、父水木しげるの本物のかわいさを知ったことで彼をますます好きになりました。 水木しげるの作品は鬼太郎はもとより、戦記物、またエッセイなどもよく読んでいますが、家族の書いた文章を読んでいると、彼の個性が作品にいかんなく発揮できたのはこうした家族に囲まれていたのが大きいと納得します。「ゲゲゲの女房」も「お父ちゃんと私」も実は古本屋で見つけた本です。書店にはこうした古い本があまりないので古本屋巡りもいいですね。値段も安いし。 検索すると水木さんの奥さんや娘さんのエッセイはまだまだあるようで、古本屋巡りの楽しみがまた増えました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025年09月06日 12時05分42秒
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