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2025年12月07日
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カテゴリ:本にまあ
「小さいコトが気になります」(益田ミリ著、ちくま文庫)を読みました。
以前にも書きました​が、著者の益田ミリを知ったのは朝日新聞の連載「オトナになった女子たちへ」という欄。益田ミリと伊藤理佐が交代で執筆しているコーナーです。私は女子でなくオトナにもなれていないかもしれませんが、このコーナーが好きで、伊藤理佐と益田ミリのエッセイを本屋で見つけるとときどき手に取って読んでみたくなります。

ただ正直に言うと益田ミリのエッセイはもう飽きたなと思う時があり、しばらく読んでいませんでした。

先日本屋さんに行って、とくにこれという目的もなく面白そうな本を物色していた時、なぜか久しぶりに益田ミリを買ってみようと思い立ちました。文庫本だし面白くなくても経済的損失(大げさ)はそう大きくありません。本書は著者が得意とする、ほとんどの人にはどうでもいいことだけど本人にはちょっとこだわりがあることの数々をエッセイにまとめたものです。

本を開くと、「ポテトサラダの確認」から「誕生日の確認」まで「~の確認」と題したエッセイが39編並んでいます。

ポテトサラダの具は何が好きかの話題から始まって、帝国ホテルのベーカリーショップで売られているポテトサラダの具は何が入っているのかを確認(実際は想像だけ)することから、子ども時代に誕生日会に友達を呼ぶにあたってまず、カレンダーで曜日の確認をする(週末だと父親が家にいて気を遣うのでそうじゃないとホッとする)話まで。そんな「とるに足らない」ことが文章や漫画で39話。「ちりも積もれば」じゃないけれどこれだけ集まると、もう立派な作品です。

とるに足らないこと(に見えること)こそが私たち凡人の日常。それを凡人代表みたいな顔をして鋭く描く著者の非凡さ。





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最終更新日  2025年12月07日 11時56分07秒
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