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カテゴリ:本にまあ
「生成AIを活用したレポート・論文の書き方」(伊藤貴之、慶応義塾大学出版会)を読みました。
![]() 「Wikipediaはレポート・論文のネタ探しには有効だが、それをそのまま写すのは著作権法違反だし、そもそもそこに書かれていることが正しいかどうかも検証されていない」と警告をしていました。それが今では生成AIに置き換えられていて、生成AI自体を執筆に使用することを禁止しているところも多くあります。 本書はそうした流れから一歩進み、むしろ積極的に生成AIを利用しようと呼びかけます。もちろん、ルールを守って。 著者は生成AIを、かつて議論をしながらレポートや論文を作成していった「研究仲間」の一人だぐらいに見なして論文執筆をブラッシュアップするために使うのがいいのではと提案しています。そうして大学生のうちに生成AIを使いこなせるようになっておくことが、将来的に生成AIとの付き合いが必須になる就職後にも有利になると訴えます。 本書の最大のポイントは学生向けに生成AIを使ったレポート・論文の書き方を極めて具体的に指南しているところです。 大学における授業のレポートや卒論、また研究論文とはどういうものかを分かりやすく説明しつつ、それらの作成の補助として生成AIをどのように使っていくかをたくさんの例を挙げながら話を進めていきます。それと同時に、生成AIを利用する時のマナー、注意点、危険性を口酸っぱく、繰り返し繰り返し説明します。 本書は対象を大学新入生から研究者までと広くとったために、フォーカスがやや散漫になりました。 本書の後半部分の、研究論文の執筆に関する部分はまだレポートというものを書いたことがない大学の新入生や高校生には少しレベルが高く、逆に前半の「レポートとは何か」から「レポート執筆に生成AIをいかに活用するか」の部分は院生や研究者にはごく常識的なことばかりで、易しすぎるというのが私の印象です。 全体の内容は優れているのですが、読者対象を絞り大学生低学年向けに絞ってもよかったのではという感想を持ちました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2026年03月03日 10時48分54秒
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