言うまいと思えど今日ももも痛い
ひと月ほど前からの、脚の太ももやすねの痛みがなかなか取れません。最初は我慢してジョギングも続けていました。痛いときは少し走って休んだり、走る代わりに歩いて同じコースを回ったりしていました。しばらく走ったり歩いたりしているうちに痛みが和らいでくるので、まあそのうち治るだろうと放置してありましたがなかなか痛みが取れません。それが先日の、実家での草刈り作業で悪化したのか、奈良に帰ってからは歩くと必ず痛みが走ります。それでもストレッチをしたり自分でマッサージをしたりして痛みをごまかしていましたが、どうにも痛くて日常生活にも支障を来し始めたので意を決してペインクリニックに行くことにしました。めっちゃ久しぶり。10年ほど前腰痛で来た覚えがありますが、一度の注射がよく効きました。そのとき以来です。ドアを開けるとクリニックは大繁盛。座るところもないくらい。前は空いていたのに・・・。でも患者はどんどん呼ばれてどんどん少なくなっていきます(閉院間際の時間帯でした)。私も30分待って3分治療。あ、これだから混んでいても早くに番が回ってきたんだなと納得。3分治療でも先生は的確な質問をし、的確に(たぶん)診断を下してくれました。「痛くなって思い当たることはありますか」「たぶんジョギングのやり過ぎだと思います」いろいろと訊かれましたが、ジョギングのやり過ぎが原因ということは否定されませんでした。たぶんそうなんでしょう。ジョギングの前後に念入りにストレッチをしなさいと言われ、筋肉の緊張を取る薬と湿布薬をもらいました。これで初診料込みで1,470円。日本の保険診療はやっぱり安い。家に帰って入浴後湿布を貼り、薬を飲むと嘘のように痛みが楽になりました。完全に痛みが消えたわけではありませんが、立つたびに「痛たた」と顔をしかめていたのがスッと立てます。私ってこんなに暗示にかかりやすい人だったっけ、と思うぐらい。薬はすぐには効いてないでしょうが、湿布はたしかに効いているように思います。薬局で買うよりかなり安す済んで、ペインクリニックに来てよかった。いやいや、お金のことだけではなくて自分勝手にあーだこーだと素人療法で対処するよりやはり専門家に診せたのが正解だったようです。「こんなことならもっと早く行けばよかった」と激しく後悔中。それにしても3分治療でピタリと当てる先生、さすがです。あれだけ流行っている理由が分かりました。