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53歳から書き始めた、ある中年のブログ。
ここのところ何か新しいことを始めたくて仕方がない。
どうやら50代には人生の潮目があるようだ。

もっとも、ブログにはそんな大げさな表現は似合わないかもしれない。
詰まる所ここは、極めて個人的なつぶやきを羅列する空間に過ぎないのだから。
2019年02月13日
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カテゴリ:政治
桜田五輪相の発言がまたもや批判されている。

水泳の池江璃花子選手が白血病であることを打ち明けたのは本当にショックだった。
日本中、いや世界の到る所で人々が衝撃を受けていることだろう。
ところがそれに対し、桜田五輪相は次のように感想を述べた。

「金メダル候補で、日本が本当に期待している選手ですから、本当にがっかりしています」

この「がっかり」が非人道的な言葉として日本中を駆け巡った。
確かに、命に関わる可能性のある病を宣告された少女への言葉としては
かなり酷いものである。人間性を疑われても仕方あるまい。
野党もここぞとばかり桜田大臣を攻撃している。

だが、大臣はそれに続いてこうも言っていた。
「早く治療に専念して頑張ってもらいたい。また、元気な姿を見たい」
これは明らかに本人に対する思い遣りの言葉だから、人間的な言葉だ。

ちょっと驚いたのは、NHKの昼のニュースではこの部分がカットされていたこと。
私は個人的にNHKニュースは事実を曲げずに報道するものと思っていたので、
これを知った時は衝撃が大きかった。まあ、「批判を受けた発言部分」という
「事実」の報道としては正しいのかもしれないが(笑)。

その後に続く発言は、以下の通りだった。
「オリンピック担当大臣としては、オリンピックの水泳の部分には、
 非常に期待している部分があるんです。 一人リードしてくれる選手がいると、
 みんなその人につられて全体が盛り上がりますからね。
 そういった盛り上がりが若干下火にならないか、心配しています」

これについても、
「池江選手の健康状態よりもオリンピックの盛り上がりの方が大切なのか」
という趣旨の批判が起こっている。
「池江選手が白血病だった」という事実があまりにも重いので、
そんな風に受け取るファンの気持ちは非常によくわかる。

しかしながら、当然のことだが人間は感情だけで動く動物ではない。
我々は皆、論理や知性というものを一応は持っている。そんな我々が、
一時の感情だけで桜田五輪相を徹底的に糾弾するのは正しい姿勢と言えるだろうか。

今回の騒動に関して、私は2点疑問を感じている。
まず一つは、「桜田氏の発言は五輪相の発言として本当に不適切だったのか」
という点である。彼の発言をじっくり追いかけてみると、
「東京オリンピック・パラリンピックを何としても成功させたい」という気持ちが
非常によく伝わってくる。だからこそ「がっかり」などという冷徹極まりない言葉が
出てきてしまったのだ。

別に桜田氏を擁護したいわけではないのだが、
東京五輪を思うがあまり失言してしまった五輪相に対し、
「辞めろ」と迫るのはどうも筋違いではないかと私は感じるのである。
辞任を求めていい論理があるとすれば、
「選手を『駒』としか考えないこういう冷酷な人間が大臣を務めていると
 選手達が危険にさらされる」というものだろうが、
今のところはそういう意見は聞こえてこない。

もう一点、私の心にひっかかるのは、
国民がこれほどショックを受けた、その理由である。
冷静に考えれば、これは「池江選手が水泳界のホープだから」ということになるだろう。
甚だ不謹慎な言い方だが、名も知れぬ18歳の少女が白血病だと聞かされても、
「可愛そうにねえ」で終わってしまうのではないだろうか。

我々の今の感情は、「水泳界の輝かしいホープが白血病だった」という
とんでもない事実を聞かされて生じたものだ。
とすれば、 「金メダル候補で、日本が本当に期待している選手ですから、
本当にがっかりしています」という桜田五輪相の言葉と我々の感情の間に
どれほどの差があるのだろうかと私は思ってしまうのである。

私も本当にショックを受けたし、
池江選手には一日も早く元気になって復帰して欲しいと願っている一人である。
だが、情動的に発言する前に少し落ち着いて考えること。
我々人間にはそういう態度がいつでも必要なのではないかと私は思う。






Last updated  2019年02月13日 23時16分59秒
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