ジャズファンになるために
一昨日のジョグ中のBGMに聞いたジャズCDはリー・モーガンだった。CDレビューは昨年の10月6日からなのでまだ数が少ない。表計算ソフトできちんとかぶらないように集計しているつもりだったが、1枚だけ同じアルバムを聴いてしまった(笑)。だが、ゴールデンウィーク中の4日間は朝晩2回ずつ走ったので8枚。これらを合計すると、11月末までで425枚聴いたことになる。現在ウォークマンは3つあるが、ジャズCDは全体で580枚ほどしか入っていない。CDを所有していながら入れていないものは、おそらく20枚程度しかないだろう。TSUTAYA DISCASで借りられるのは月に8枚までで、あとは追加料金が必要だ。情熱が途絶えないで走り続けるとすると、まず手持ちのジャズ盤が枯渇することになる。TSUTAYAで追加料金を払って借り続けるだけでなく、金銭的には苦しいが、800円程度の輸入盤を月に数枚買わなければならなくなるかもしれない。「なぜ同じアルバムを聴かないの?」という素朴な疑問を持たれる方がいるだろう。だが、ジャズの世界は本当に奥が深いのである。500~600枚では、まだまだ入り口の門をくぐってもいない状況なのだ。かじるどころか、舐めている程度である。2,000枚聴いてやっと初級、5,000枚で中級、10,000枚以上聴いて上級のジャズファンと言えるレベルなのではないだろうか。もっとも、10,000枚聴くためには1日1枚だと27年以上かかる。そのとき私は83歳。ということは、私はもう上級のジャズファンにはなれないのかもしれない(笑)。わがままは言うまい。天から迎えが来たとき、「やっと中級になれたかな」と微笑みながら逝ければ、それで十分である。