ポセイドンの目覚め

18日に行われる東京マラソンは、有森裕子や市橋有里の引退レースになることは、すでに述べたが、逆に新生がデビューする。Ｑちゃん２世と期待される新谷仁美だ。

新谷と言えば、高校駅伝１区３年連続区間賞という金字塔を立て、今年、小出監督の門下に入った期待の選手である。しかも、まだ18歳である。

マラソンを走るのは、２～３年後だと思っていたので、正直、これには驚いた。しかし、物怖じしない性格なので、結構やるかもしれない。

高校駅伝では、同区間を走るケニアからの留学生を寄せ付けなかったし、国際駅伝でも、エチオピアの選手に競り勝つなど、大舞台での度胸も満点だ。くしくも、同じ小出門下生の有森の引退と重なった。世代交代の波が来ている。

東京マラソンは、見どころが満載である。後で、まとめるつもりだが、見逃せないレースである。テレビ中継は、午前９時からなので注意してほしい。