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ポセイドンの目覚め

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2008.12.03
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東洋大は、陸上部員が強制わいせつ容疑で現行犯逮捕された事件で、川嶋伸次監督と川野祐司部長が引責辞任したと発表した。

う~ん、やはり川島監督の辞任は免れなかったか。仕方がないこととはいえ、残念である。

就任したときは、監督が話しているにもかかわらず、携帯メールを打っていた部員もいたという。そういうところから始めて、強豪チームに育て上げた手腕は高く評価したい。

しかし、東洋大学の部員は多すぎた。部員が多いのは層が厚くなるというメリットはあるが、メンバー間の競争が激しくなり、希望に燃えて入ってきた選手の中には思うような結果が出せず悩む人も多い。また、監督の目が届かなくなることも多くなり、ほころびが生まれやすくなる。

今後は、佐藤尚、植村和弘の両コーチが指揮を執り、選手は練習を続けるということだが、正月の箱根駅伝への出場は、関東学生陸上競技連盟が5日に開く特別審査委の裁定に委ねるのこと。

前に、大学側が、出場を辞退するだろうと書いたが、それはないようだ。そうなると関東学連の判断によって、出場するか否かが決まる。

大学側に、イメージダウン阻止のために辞退するという意思がないのならば、出場させてあげたい。部全体の不祥事ならともかく、部の活動外の個人の事件なので、チームそのものは生かしてあげたい。そうでないと選手たちがかわいそうである。

賛否両論あるだろうが、何とか出場させてほしいと願う。





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最終更新日  2008.12.03 21:02:18
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