ポセイドンの目覚め

主力選手の離脱で、満身創痍のファイターズ。昨日も述べたように、こんな時だからこそ、怪我の功名的に、新しい選手の活躍を望んでいたが、見事に実現した。

まずは、先制の犠牲フライを打った近藤。実績も十分で、新しい選手とは言えないが、彼もまだ24歳、若手であることは間違いない。その天才的なバッティングセンスは、首位打者候補である。

次に、追加点のタイムリーを打った清水、21歳。若手キャッチャーとして、大いに期待できる。

そして、そのお膳立てとなるヒットを放ったのも23歳の森本。こちらも新顔。

さらに、決勝点となるタイムリーを打ったのはルーキーの石井一成（23歳）だ。ここまで.364と結果を出している。この調子が続けば、新人王も視野に入ってくるだろう。

主力がいない今、若手に大きなチャンスがやってきた。

ただでさえ若手中心のファイターズだが、さらに若手が、後ろからやってくるということになれば、今後が楽しみになってくる。

層を厚くして、常に優勝を争えるチームになってほしい。